【マインドマップ活用会議】 初任研で頑張った後輩の先生

写真画像は私の実践ではありません。職場の同僚である初任の先生が、この夏休みに宿泊の「初任者研修会」に参加し、研修グループでの話し合いにマインドマップを活用した結果です。

模造紙約2枚にかかれた見事な「グループマインドマップ」です。

今日の午前中、この先生が私の所に、
「井上先生、初任研でグループマインドマップをかいたので見てもらえますか。」
と持ってきたものなのです。

何が書かれているかというと、教師として私たちは何を大事にし、何を高めていくことが必要なのかを話し合った結果です。

私が思うに、この初任の先生は、話し合いのファシリテーションに「グループマインドマップ」を使ったことで、非常に充実した話し合いができ、貴重な気づきが生まれたことを知ってほしかったのでしょう。

写真のように職員室の床に、この大きなマインドマップを拡げただけで、たちまち先生方が集まって「すいごいね!がんばったね!」とディスカッションが始まりました。

かいたご本人の言葉によれば、

「セントラルイメージは空欄にしておいて話し合ったんです。私が司会と書記を兼ねてやってみたので時間はかかったんですが、マインドマップを使っていない他のグループに比べてもスムーズに話し合えていたようです。だから担当の校長先生や指導主事の先生も、私たちのグループには入らないで任せてくれました。」

「グループマインドマップをかいていて、みんなが気づいたことは、自分たちがやっている教材研究や行事、生活指導など、すべては子どもたちの『笑顔を引き出すため』にやっているんだ、そのことにみんな納得できました。」


私、井上は、職場では「教務主幹教諭」という立場をいただいており、若手の先生たちをどう育成するか、自校のカリキュラムをより良くするためにどうするかといったことに、全力投球しています。その私の努力も、ご紹介したような新任先生の飛び抜けた実践が生まれれば報われます。

今回の事例は「嬉しい!」の一言です。



午後から、区小研の道徳教育部に講師としてお招きいただき、2時間の「マインドマップ講演会」を行ってきたのですが、講演の中で、この午前中に入っていた生々しい事例を紹介させていただきました。


マインドマップ活用は子どもたちだけでなく、先生たちも確実に向上させてくれます。

うちの職場の若手教師はですね、全員参加の講演会や研修会に行った時にはですよ、私と一緒に「最前列」に陣取って、みんなでマインドマップをかきながら講演をメモするという習慣になっているんです。
そして講演が終わった後に、かいたマップを見せながら、話し合いをするんです。
超ポジティブ集団でしょ!!!


今年度後半は、『全脳思考チャート』も教えてあげよう!

さらに目指すは、もっともっと教育現場で自然に使える手法をあみ出すこと。
もっともっと手軽に効果を表す手段を考案すること。
この職場からそうした発案ができたら素晴らしいです!
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