かつて辰巳ジャンプの子供たちには、「あこがれのイノッチ車」という言葉がありました。
と言いますのも、公式戦や練習試合に出向いていくために、私はバレーボール遠征車両を用意しています。大人8人乗りの車なので、運転手の私をのぞけば、子供の9人乗車までは法律の範囲内となります。
この車には、チームのレギュラーしか乗ることができないことになっていました。
ですから、子供たちの間で「あこがれのイノッチ車」という言葉が生まれたのです。
「あこがれのイノッチ車」には、車酔いをさせないための様々な装置がついています。
DVDを視るためのセット。カラオケセット。気晴らしに盛り上がる機材であふれています。
イノッチ車内で、ミノリカリズム4(学校へ行こうの中で紹介されたゲーム)をしたり、恋話で盛り上がったりしたこと、遠くまで遠征し、疲れて雑魚寝状態で帰ってきたこと。
長い歴史があります。
今年、イノッチ車を買い換えて、いつでも遠征試合に行ける体制は整えてあります。
はたして車両を使うことはあるでしょうか?
遠征するとしたら、6年生チームを連れていくことになるでしょう。