あこがれのイノッチ車

かつて辰巳ジャンプの子供たちには、「あこがれのイノッチ車」という言葉がありました。
と言いますのも、公式戦や練習試合に出向いていくために、私はバレーボール遠征車両を用意しています。大人8人乗りの車なので、運転手の私をのぞけば、子供の9人乗車までは法律の範囲内となります。

この車には、チームのレギュラーしか乗ることができないことになっていました。
ですから、子供たちの間で「あこがれのイノッチ車」という言葉が生まれたのです。
「あこがれのイノッチ車」には、車酔いをさせないための様々な装置がついています。
DVDを視るためのセット。カラオケセット。気晴らしに盛り上がる機材であふれています。
イノッチ車内で、ミノリカリズム4(学校へ行こうの中で紹介されたゲーム)をしたり、恋話で盛り上がったりしたこと、遠くまで遠征し、疲れて雑魚寝状態で帰ってきたこと。
長い歴史があります。

今年、イノッチ車を買い換えて、いつでも遠征試合に行ける体制は整えてあります。
はたして車両を使うことはあるでしょうか?
遠征するとしたら、6年生チームを連れていくことになるでしょう。
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「先生、平日練習をもっと増やせませんか?」

ブログタイトルにした言葉は、今日6年生の女子から聞かれた言葉です。
我がチームは今日から平日練習を始めました。
夏休み中は平日もずっと練習をしていましたが、学期中の平日練習は今日がスタートです。
参加者数は子供が16名、大人が私を含めて4名でした。

「先生、平日練習をもっと増やせませんか?」という言葉が聞かれたのは、練習終了後でした。
きっとこれまでの練習と違って、短い時間で集中して練習し、全員のできることが次々と増えていったことが、この6年生女子の発言につながったのではないかと思っています。それほど充実した今日の2時間の練習でした。
サーブの練習を中心に練習メニューを考えました。普段よりも多めにサーブ練習をすることで、一人一人のサーブ技術の向上のために、たくさんのアドバイスをすることができ、これまで打ったことのないようなサーブを子供達は次々と打ち始めました 。
そのほかには、サーブレシーブからのラリーの練習を長い時間をかけて行いましたが、ポイントとなるようなプレーがあった時に、ひとつひとつ丁寧に説明をしていきましたので、きっと子供達は なるほどと思うことがたくさんあったのでしょう。平日練習の今日1日だけで 、見違えるようなプレーをするように変身していきました。このような子どもたちの成長が見られるからこそ、小学生バレーボールの指導はやめられない。麻薬性が高いです。

新型コロナの中で、多くの小学生スポーツのチームは、活動が後退しているところが普通です。 しかし、コロナ禍で、ゼロからスタートして、こうして着々と前に進んでいるチームというのは 非常に珍しく貴重な存在だと思います。都大会に出ていないチームが相手ならば、そこそこ試合できるレベルにはなりました。そろそろ外へ打って出ますかね😃
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