バレー部員は勉強も一番を目指すべきである

題名の通りです。

私が教えるバレーボールチームであるから、 当然、勉強面でもクラスのナンバーワンを目指すべきです。繰り返し教えているのが、「全校児童の模範となるように」ということです。全校児童の模範ということならば、当然クラスではナンバーワン、学年でもナンバーワン、学校を代表するような学業成績、これを目指してくれないと困ります。分かりやすく言えば、100点しか取ったことがないというパーフェクトヒューマンを目指さなくてはならないのです。

バレーボール練習は楽しいでしょうが、そこに逃げてはいけません。何の縁か分かりませんが、私が指導するバレーボールチームに入った限りは、すべてにトップを目指すのが、全員の目標となるのです。忘れてはならないチームの約束です。

さて今日の練習ですが、またまたレベルアップしてくれました。平日練習で今くりかえし行なっているのは、男子対女子で試合形式に練習しながら、1人か2人が3回ミスするまでサーブを打っていけるという練習です。サーブを打つ子は、ずっと打ち続けていたいがために、集中してサーブを打ちますし、コートに入っている子供たちは、まるで試合をしているかのように緊張感のある練習になります。

今日は得点までつけて練習をしましたので、より楽しい練習になったようです。この練習のスタートは男子チームが圧倒的にリードしていました。ところが、この練習は普通の21点では終わりではありません。全員がサーブを打ち終わったところで試合終了となります。スタートでは30対15ぐらいのダブルスコアで負けていた女子チームが、後半にはどんどん追い上げ、最後には67対66だったでしょうか、女子チームが逆転して練習終わりました。
とても楽しく緊張感のある練習ができたので、これまでになかったたくさんのラリーが続きました。夕方お迎えに来ていた保護者の皆さんも、この練習の様子を見ていて とても楽しそうでした。

楽しくてしかも緊張感のある練習をすると、子供たちの脳の中にはドーパミンが放出されるはずです。ドーパミンが出るような練習をすると、練習をしたくてしたくてたまらなくなるという子供達になります。
私は担任をしていた頃には、このような脳の仕組みを授業にも使っていましたので、勉強をしたくてしたくてしょうがないという保護者の皆さんにとってはこの上ない嬉しい、奇跡のような子供達を生み出していたことは事実です。

また次の練習でも、こうしたことが起こるように工夫してみたいと思います。私が多くの人達から、「先生は指導してなんぼでしょ」と言われるのは、こういうわけです。私が子供の指導をやめたら、その学校にいる意味がなくなります。
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