東京新聞杯の都大会に初出場決定!!!

思い返せば苦しい苦しい3ヶ月間でした。
子どもたちを鍛えるために、勝負の時まで鬼に徹してきた3ヶ月間でした。
この夏、千葉県チームの皆さんをはじめとして、各県のトップレベルの各チームの方々に声をかけていただき、鍛えていただけたことが実を結びました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(_ _)m


「都大会に出たい!」

これが子どもたちの本音でした。

「出られるならどんなことでも頑張ってみせる。」

何度も何度も子どもたちの気持ちを確かめ、「苦しかったらやめる?」と何回言ったことか知れません。そのたびに「いいえ!都大会に出たいんです!!!」と言い切ってきた子どもたち。何回も泣いた。私にアドバイスを受けてもなかなかできない自分の情けなさに自然と涙があふれてくることしばしば。でも、それが今日、最高の形となって勝ち取れたんですから、「本当によく頑張ったね。」と言いたいです。


試合は4チームのリーグ戦。2位までが都大会。何せ第3支部は1~10位くらいまでが実力伯仲。どこが勝ってもおかしくない最激戦区。今日も苦しい試合でした。

1試合目は江戸川9位の葛○さん。
朝に弱い辰巳は1セット目にミス連発。4連続でスパイクミスした時にはどうなるかと思いましたが、いったんサーブを切ってからは順調に得点を重ね、(21-12,21-5)でまず1勝。

次が都大会をかけて南○さんと大激戦。
1セット目。6-6,10-9,12-11と一進一退。ここでエースのサーブが回ってきて、サーブで崩してエースが決める辰巳のパターン。4連続、3連続の得点で21-16と第1セットを取る。

2セット目。序盤に辰巳の弱点(秘密!秘密!)を徹底してねらわれ3-9。12-18。追いつけない。ここでタイム。このセットは捨てる覚悟でチームのたてなおしにを謀る。今回、私にしては珍しく、指揮官冥利に尽きるアドバイスができた!(笑)
劣勢に立ったとき、セッターも弱気になる。
「本来の辰巳のバレーであるネット8mを全部使った攻めをするんだ!自分達のバレーを忘れてエースに頼ってしまうから苦しくなるんだ。レフト、ライトを使うと決まらないのがこわいからエースにばかりあげているんだよ。セッターが勇気を出して3人のアタッカーを使っていいんだよ!」
これで19-20まで追い上げる。しかし最後は19-21で落としてしまった。

3セット。2セット目終盤の追い上げで、チーム全体は自信を取り戻していた。序盤6-5と競るも、4年生のサービスエースもあり中盤で12-6と引き離す。こうなるとノリノリの辰巳っ子。そのままラストスパート状態で21-13。都大会の切符を勝ち取りました。

3試合目の小○川戦は(11-21,16-21)。力負け。
都大会までの次なる修正ポイントが明確になった。

さあ、道がつながった!
次は「関東大会出場」を目指して2週間の練習です。
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支部決勝へ最終練習

いよいよ最終練習となりました。

今日はOGも3人来てくれて、練習相手になってくれました。中間試験期間だというのに足を運んでくれることは本当にありがたいことです。試験勉強をしなくちゃだめだという考えもありますが、自分の貴重な時間を割いてまで後輩を励ましに来てくれる姿は、仏教でいう「菩薩」の振る舞いに通じます。

さて、練習の方はアタッカー陣の調子を上げることに時間を費やしました。なんとかもどってきたかな。3人のアタッカーがガンガン打っていくスパイクをレシーバー陣が拾い上げる。攻撃に関してはかなりのレベルに達していると思うので、これを拾えれば相当な攻撃にも耐えられると感じます。

最後の10分間は下級生にコートを囲ませて、大声援の中での練習。気持ちも充実した形で練習終了。ミーティングの最後には、キャプテンの音頭で「都大会に行くぞっ! オー!!!」のかけ声でしめくくりました。

決戦は10月11日(土)。場所は江戸川区立小岩五中です。
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3回続いた「選抜大会」も今年はやらないのか・・・・・

指導普及委員会の皆さんが熱心に推し進めてくれたおかげで、3年間開催してきた「選抜選手大会」でしたが、今年は開催しないことになったようです。理由は聞いていません。なぜ開催しないのかを都小連のHPなどで説明の義務はあるのではないかと私は思うのですが、いかがなものでしょうか。私の想像だけでは子ども達に説明し切れません。

辰巳の子ども達はけっこう楽しみにしていたのです。
厳しい支部予選を1年間戦ってきた他チームの6年生たちと、今度は同じチームとして練習できる。これまでの3年間の先輩達の楽しそうな姿を見て、あこがれていたのです。
選抜されることにあこがれていたことはもちろんですが、それだけではなく、選手になれなくても支部で6年生全員を集めての練習会をしたかったわけです。
「みんなはどこの中学に行くのかな?」
「他チームの子たちはどんな練習をしているのかな?」
「ゆっくり話ができるといいな。」
など、これまでよりも深い交流ができることを楽しみにしていたのです。

卒業生たちは、選抜チームでの交流を今でも深めている。

今年はそれができないことが辰巳ジャンプとしてはさびしく思います。
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心のバレー、今こそ実現するぞ!!!

6年生最後の都大会をかけての大勝負まであといよいよ4日。

練習前に、江東区予選の試合データをもとにして10分程度のミーティング。具体的な数字を目にすると、その日の練習目標がはっきりし、何をしなくてはいけないのかを子どもたちは自覚してくれます。
先日の試合では、一か八か挑戦してみたサーブ改革が大失敗し、ボロボロの状態でした。ところが負けるときはいつも「凡ミス」が原因だった我がチームが、これまでにないほどのレシーブを拾い上げ、自分達も納得のいく試合ができた。もし、いつも通りのサーブを打てていたら、江東区1位になっていたかもしれないじゃないか!私たちは確かに強くなっている!この事実に、辰巳っ子は大きな自信を得ました。

次に、全体ミーティング。
下級生や男子達に、今週のAチームの挑戦課題を理解させ、辰巳ジャンプ全員が一致団結し、みんなの力で都大会に行こうという約束をしました。
チームが一丸となった練習。ひとつひとつの助言にも敏感な反応で答えてくれる子どもたち。

最後に一言の徹底事項。
「今日は次の言葉だけを頭に入れて帰りなさい。
『戦いは、勝つと決めた方が必ず勝つ』
この言葉を忘れずに、次の練習も頑張ってやろう。」

決戦を前にして、最大の武器は「心の強さ」である。これは私のモットーです。
「心のバレー」を目標にして挑戦してきた辰巳ジャンプでしたが、今こそ「心のバレー」を実現していくのだと私自身が決意し、辰巳っ子の最高のパフォーマンスを引き出していきたいと思います。
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星野監督の著書に学ぶ点多し!

最近、毎朝、阪神タイガース星野監督の書いた本を読んでいます。
星野さんがいかに阪神の負け犬根性をたたき直したかが良く分かります。
会社の経営にも役立つような内容です。(プロ野球ですから)

星野さんが中日の監督時代に阪神に「これでは勝てない」と感じていた理由の一つ。
チームの誰かがミスをすると、「ドンマイ、ドンマイ」と慰め合う点。その慰め合いは、次に自分がミスをしてしまう時に「ドンマイ」とミスをうやむやにしてもらうための「保険」をかけているようなもので、そういうチームは絶対に勝てない。こうした心のスキを持たせてはいけないという指摘です。

その他にも、チームを伸ばしていくために指導者として必要な心得がふんだんに出てくる本であり、実は辰巳ジャンプの最近の試合指導に大きな影響を与えています。
指導者の勇気が出る本です。
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午前は地獄、午後はまぁまぁ

江東ブロック予選の最終日、なんだか良いのか悪いのか分からない辰巳ジャンプでした。

朝、どうも調子がおかしい。辰巳小学校に集まってくる時点でテンションが低い。なんだろう???イノッチ車の中で話される会話も消極的な言葉が多い。
「う~ん・・・・・何かあったのかなぁ?」
あくまでも辰巳ジャンプはチャレンジャー。それが安全策では太刀打ちできない。
案の定、午前の大〇○央戦では1セット目の10-10までは好調に進んでいたのに、ひとつのレシーブミスからガタガタに崩れていった。修正不能状態。
試合後のミーティングではエースが泣き出す始末。

気分を変えるために、試合間でゲームをいっしょにしてあげる。
少し持ち直した感じ。

ところが・・・・・
午後の試合を前にして、なんたることか辰巳っ子たちは外で遊んでいた・・・
何を考えているのか!!!

「君たちは本当に都大会に行きたいと思っているのか??? 相手チームは試合をひかえてトレーニングをしているぞ! 気持ちをゆるめろと言ったのではない、気持ちを切りかえろと言ったのにこの状態は何なんだ?! そんな甘い気持ちで江東区から都大会に行けるわけないじゃないか! もうあきらめたのか!? だったら4年生で試合をやるぞ!」

何とか目を覚ましてくれた6年生。
午後の試合は本来の辰巳ジャンプの姿がもどった。
東○戦。2週間前には(11-21、7-21)で負けている。
しかし今日は、見ている人から「死闘」と言ってもらえるほど頑張れた。
(20-22、17-21)で負けた。負けたが明日につながる試合ができた。

試合後、4年生エースがつぶやいた。
「負けたけど、すごく楽しかった!もっとやりたかった!」
6年生に気持ちを確認した。
「私たちはどうしても都大会の開会式で行進をしたいです!去年行けたんだから今年のチームでもどうしても行きたい!!!」
と答えた。

千葉や埼玉の方々のご配慮で、夏からずっとレベルの高い練習をしてきた辰巳ジャンプである。充実した試合を少しずつであるができるようになってきた。 
「心こそ大切なれ」
すべてはここにかかっている。
支部決勝まであと2回の練習。
最高レベルの心を鍛え上げて全精力を上げて都大会に進みたい。
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屋外練習しちゃった!

江東区1~3位決定戦を明日にひかえているので練習を休むわけにもいかず、かといって合宿明けにまるまる1日練習試合で疲れさせるのもマイナスと考え、体育館のないジプシー状態の我がチームは困ってしまいました。

そこで登場したのが「移動式ソフトバレー用ネット」です。
コロコロと校庭まで転がしてきて、仮設屋外コートを作り、さあ!屋外練習です。
太陽がまぶしいのと、屋根がなく壁もなく、周りの広さにコートが小さく感じるわけで、子どもたちは勝手の違いにちょっと戸惑った様子。しかしそれもすぐに慣れ、サーブとサーブカットの練習を中心に1時間30分、のんびり体を動かしました。

合宿以来のサーブの調子を維持できればOK。
もしそれが崩れたらピンチになる明日の試合です。
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時にはハイエナのように

先月練習試合で行った、廃校になった小学校の体育館倉庫にあった「跳び箱」。目新しいし、このままほっておくのも惜しいと思っていたので、事務主事さんにお願いして区役所に聞いてもらったところ、頂けることになりました。(シメシメ)
そこで、さっそく今日はイノッチ車で出向き、「跳び箱3台」を頂戴してきました。買ったら高いんですよ~。

体育館では、辰巳の卒業生もいる第三○戸中学の女子バレー部が練習していたので、顧問の先生(今年転勤してこられた方)にも初対面のご挨拶ができた。これは棚からボタモチ。

実は跳び箱だけでなく、この学校のミニビオトープにある「ハス」にも目をつけている私。すべて練習試合の合間に校内を歩いて下見した結果です。

もうかった!もうかった! (^_-)
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秘策60%完成 (秋の強化合宿)

動けばいいのか?
動かない方がいいのか?
戦国時代の武将は状況を詳細に把握した上で、最後は命をかける思いで決戦にのぞんでいた。

秋の強化合宿は私の指導者生活の中でもベストに近い手応えで練習をすることができた。子ども達は自らの技術が2日間で向上したことを感じられたはずである。何をどう練習したのかは大会期間中なので公表はできない。もしこの2日間で練習したことを公式戦で100%発揮できたならば、ただごとではない結果が出るだろう。

しかししかし!
「良い練習ができた時ほど、チームにスキが生まれる」
と多くの指導者は言う。

あくまでも辰巳ジャンプはチャレンジャーなのである。
いかに子ども達の力を100%発揮させられるかどうかに私は全力投球しようと思う。

去年の大会は、私にも子ども達にも「心のスキ」があり、たった1セットの差で予選敗退した。実は私の中では(当然といえば当然の結果だったな)というサバサバした思いが残った。

今年は少々ちがう。
「ここまでやってきたんだから何としても!」
の思いがある。

動けばいいのか?
動かない方がいいのか?
今回、私はあえて動いた。
勝機はあるとふんだ上である。
動いたことで、思いもしない子ども達の能力が開花した。
あとは前進するのみである。
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