小学生バレーは絶対男女チームある方が良い

辰巳ジャンプが男女2チームで公式戦を戦い始めて以来2年となります。

4年生の頃から同じ体育館で練習をしてきた仲なので、お互いの試合についても関心が高く、しっかり応援しようとしてくれます。練習でもお互いの良い面を称えあう姿が見られますし、男女で試合をさせて本気モードになると相手の弱点を徹底的に攻めて勝とうとし合いますからけっこう練習になります。

今日も練習後のミーティングで女子が男子2番のスパイクをすごかったとほめてくれたので、2番さんは嬉しそうに照れ笑い。微笑ましい光景でした。こういう認められた経験って、一生覚えていたりするもんなんですよね。

私は、辰巳ジャンプの男女は一般的に見ても仲の良いチームだと思っています。6年生が卒業する日まで、こういう雰囲気を続けていけるようにしたいと思っています。辰巳っ子たちもそのつもりで仲良く練習していってください。


ここで新チームの方針を紹介しておきます。

男子は3名しか部員がいないので、残念ですが来年は試合に出られません。区民大会などでBチームとして男女混成で出場する程度になるでしょう。

女子は人数が少なくなるので、過去にないほど遠征試合の連続にするつもりです。移動もイノッチ車1台で十分なので、自由自在にどこへでも出向いていく1年にするつもりです。
そうなると・・・・・バレーよりも、イノッチ車の中で遊ぶ「カラオケ」の方が上達するかもしれませんね(笑)
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今日の指導ポイント

まずは男子から。

何度も書いている通り、男子の強化ポイントはたったの2つなのです。

(1)セッターのトス技術アップ
(2)レフトエースのスパイク技術アップ

これさえ何とかなれば、絶対に関東をねらえるのです。
しかし、試合の一番大事な、肝心要な場面になると、必ずと言っていいほどこの2人がミスをする。この2人の心を太くしたい。図太くしたいのです。
2人とも性格が優しいのは長所です。しかし、それが試合では短所になることがある。今日はこんな話もしました。
「男は本気の“けんか”をして大きくなっていく生き物だ。優しいだけじゃだめなんだ。殴り合いのけんかのひとつもしたことないんじゃ、厳しい社会で生きていけないよ。」


次は女子。

なかなかバレーボール競技の特性を理解しなかったバックが、最近メキメキ理解度を上げてきました。特にレギュラー落ちのピンチになった6年生の頑張りが素晴らしいと思っています。よく声を出すし、ミスをしたら何が悪かったをすぐに反省している。6番さんなどは、私が指導していないのに自分でサーブを練習してフローターを打てるようにしてきた。実は私、この自主性が大好きなのです。

まだまだ伸びますよ、女子も。

6年生の猛烈な頑張りに比べて、5年生はまだまだのんびりムード。棚から牡丹餅でレギュラーが転がり込んでくることは絶対にありませんよ。本当にAチームで試合に出たいならば、6年生以上の頑張りを見せるしかありませんよ。だって君たちには来年もあるんですから。同じ努力なら6年生を優先させるに決まっているじゃないですか。ねっ、そうでしょ。(^_^)
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ホームページの重要性

学校ホームページの東京都代表に選んでいただけたことで、いろいろな学校の意気込みというものをヒシヒシと感じることができています。

年々、東京の中でもHPの重要性に気がついて、「ホームページ委員会」を作り、組織的に作り始める学校が増えてきました。今年はそれがすごく顕著です。

もはや自校のHP運営をきちんと考えない学校は時代に取り残されていくでしょう。これは辰巳小学校にも私から警鐘を鳴らしておきたいと思います。

HP運営がしっかりしている学校は、教育活動自体もしっかりしています。つまり、自信を持って情報発信できる学校なのです。HPを作る技術などというものは大して難しくありません。車の運転と同じで、本気でやりはじめれば4週間でなんとかなるものです。難しい技術よりも、アップする内容を問われるのが学校HPです。

そしてHPを拠点にして、学校に関係のある人々をどう糾合し、理解者になっていただくかが学校HPの戦いの主眼なのだと私は思っています。

学校HPは、きっと3年以内に革命的な発展を遂げていくでしょう。
張り合える場を与えられた私です。やれることは100%以上やり切りたいと思います。
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面白いアイデア

郵政民営化をめぐって総選挙が行われています。
まさか将来、教育民営化の方向へと進むことはないでしょうが、試金石として公立校数校が公立民営をすることはありえるかも知れません。

これから書くことは90%冗談ですので、読んだ方は本気にしないで下さい。

我が職場・辰巳小は教員のチームワークにはすごく自信を持っていますので、職員室で話されることもけっこう自由な発想で話題が出されます。今日の会話の中で私が心に残ったのは、学校施設の活用方法です。

辰巳小は、地下鉄の駅前という一等地にあります。しかし、いろいろな規制があって、駅前には店が1店舗もありません。ここに視点をあてました。

「スーパー複合施設」として学校を開放すれば良いのではないか。
1階はテナントとして民間に貸し出す。大型店舗が入ってもいいし、商店街としてたくさんの店舗が入ってもいい。テナント料は学校予算として使っていいことにする。そうすればわざわざ税金を使わなくてよくなる。
校庭ではなく、バレーコートを最低でも3面は取れる大型体育館を作り、外部貸し出しをする。当然大人の団体には使用料を取る。それも学校予算として使う。

こうした店舗が入ることで、ミニ地域コミュニティが形成され、授業協力者として子ども達の学習支援にも当たってもらう。学校評議会にも店舗からの代表者が参加すれば、日常の子ども達の姿がよく見えているので話し合いやすい。


変わったアイデアなので、考えると色々と楽しいこともあります。
しかし結論は、「こういうことに踏み切れるほど上の人たちに勇気はないよね。」です。
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男子の自信は本物です

自分たちで悩み、導き出した男子のサーブカットフォーメーション。今日の練習で確かに理にかなっていると私も確認しました。女子のサーブカット練習の時にも、
「先生、ぼくたちのサーブカット練習はやってくれないんですか?」
と試したがる。
「そうか!そうか!君たちが考え出したフォーメーションを女子のサーブで試してみたいんだよな。」
ということで、2日前に立て続けにサービスエースを取られた女子に強烈サーブを打ってもらい練習。男子の動きは非常にスムーズなばかりか、ネット8mを存分に使えるようになるというオマケ付き。

これはきっとやってくれますよ!!!
とうとうサナギからチョウになるかもしれません!!!
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担任の先生からの言葉

男子チームは昨日の交流試合で全国出場チームに勝った事がよほど嬉しかったらしく、クラスで担任の先生に報告したようです。担任の先生からは「やつらもなかなか良い経験をしているんだね。」と言葉をいただきました。

辰巳ジャンプは、なんだかんだいっても事実上、辰巳小学校の代表チームであることに変わりはありません。学校中の教職員の皆さんから温かく見守られ、その頑張りを称えられながら活動をしているのです。

こういう活動を毛嫌いする教員も世の中にはいるのですが、辰巳小学校はそういうことがまったくありません。本当に恵まれているのです。だからこそ、バレーボール以外のことでも「学校の役に立つことをしなさい」と私が言う理由がそこにあるのです。
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少しずつ試合慣れしてきた

今日は男女で川口市にお招きいただき、全国大会に埼玉県代表として出場されたBAGUSさんの至れり尽せりのあまりにもありがたい交流会に参加させていただきました。辰巳っ子たちもきっと喜んでいることと思います。いや、今日のような心づかいを、辰巳っ子たちはしっかりと記憶にとどめて、自分が大人になった時に、周りの人たちに同じようにしてあげられる人間に育ってくださいね。

さて、昨日は最悪の状態だった男子チームが午後から息を吹き返しました。
辰巳女子に5-21とコテンパにやられたあと、どうしたらいいのか考え、自分たちでサーブカットフォーメーションを工夫したらしい。すると見ちがえるチームに変身し、なんとBAGUSさんを12点に押さえてしまった。いやぁ、驚きました。男子は何をするか予想もできないところが楽しいですね。
というよりも、私が夏休みの間ずっと唱え続けてきた「自分の頭で考える」という行動をしたことが嬉しいではありませんか。こういう工夫をすること大歓迎です。面白いでしょう、その方が。私たち大人は試合はできない。試合をしているのは子ども達。大いに考え、大いに試し、大きく成長してください。

女子は一歩進んで、「ゲームプラン」を考えることを課題にしました。
まだまだ未熟な計画性ですが、日を追うごとに見通しをもった試合運びをしていくことでしょう。
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先週は女子が、今週は男子が不調

今日は草○さんと大○○央さんに来ていただいての練習試合。の~んびり辰巳っ子も徐々に本戦モードに切り替わりつつあります。

先週は女子が絶不調でしたが、今日は男子がまったく良いところがありませんでした。相変わらず中盤まではノビノビと試合をするが、終盤になると点が取れない。ミスに次ぐミスとなる。これを解決するにはずっと指導している2つのポイントしかありません。

(1)セッターのトスの安定
(2)レフトのスパイクの安定

これが何とかなれば終盤を押し切れるのです。この2人があまりにも簡単にミスを出すので、他の子たちも焦ってミスをしてしまうという悪循環。2人には明日も努力してもらうことになります。

女子は、これまで本当に苦しんで練習していた6年生のバック2人の精神的な成長が見られた。特に5番さんは自分のミスがどういうところに起因しているかにすぐ気がつき、言われなくても修正しようとしてくれた。とても素晴らしかった!
私が口うるさく言い続けてきたのがこの姿勢です。人間なんだから失敗するのは仕方ない。それをすぐに切り替え、次にどう生かすかという“脳みそを使った行動”ができるかどうかが大事なのです。

失点した直後に前向きな行動をしようとしていたら、私も口を出せなくなりますよ。くよくよしていて何もしない、何も考えないから、口を出したくなるわけです。

明日は楽しみな全国大会出場チームとの練習試合。
とてもさわやかなチームなので、辰巳っ子には良いお手本となってくれます。夏休みの目標に「見ている人たちを感動させられるチームになる」と書いた子がたくさんいる辰巳女子。いろんなことを学んでくれると良いですね。
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学校サイトの挑戦

2学期が始まりました。

私にとっては辰巳ジャンプのチャレンジは当然のこと。さらに辰巳小学校サイトの運営管理者として「全国大会」への挑戦が始まりました。「全国」を意識して仕事をするという教員はそうはいないので、貴重な経験をさせてもらえると期待しています。

さらに、T新聞の教育論文応募への作業も始めました。
私の場合、何でもかんでも応募するということはなく、「受賞をねらえるかもしれない」といいう状況判断の下、チャレンジします。そういう辰巳小学校の状況だと思っているので文章を書く気持ちになりました。


我が職場は、教職員全員がそれぞれの分野で並々ならぬ働きをしています。研究員として頑張っている先生。区小研部会の中心者。組合の中心者。地域活動の推進者。カリキュラムの推進者。交流の推進者。客観的に見ても、大規模小学校の5倍は仕事をしている。

実は子ども達も同様なのです。
一人ひとりにかかる仕事の量は、大規模校とは比較にならないほど多い。それでも様々な成果をあげていくのですから、外から見ている以上に子ども達も頑張っているのです。


やれる時、やる気になった時、猛然と挑むことも、時に必要だと思います。
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