花粉症撃退法(2013年3月の記事からコピー)・・・・・ウイルス撃退法

春になると毎年、花粉症で苦しむ人が多いですね。実は私も6年ほど前には重症の花粉症で、春になるとクシャミは止まらないし、目がかゆくていつも真っ赤な状態でした。あまりにも厳しい状態なので、ヨーグルト飲料を取れば良くなると言われれば毎日飲み、鼻うがいをすればちがうと言われれば、ズルズルと鼻うがいをし、いろいろなことをしてきました。しかしそれほど効果があったように思いません。この症状が劇的に変わったのが2008年でした。この年、世の中で脳科学と言われているものを徹底的に学び、その中から自分に合った方法を見出したのです。自分で考え出した自分に合った方法なので、他の人に応用するのは難しいかもしれませんが、多少は参考になるのではないかと思い、公表します。

(1)情報に振り回されない自分を築く
 花粉症で悩んでいる人の多くは、おそらくその辛さから、自分に対する「マイナス感情」を連日、そして毎年積み上げていることが多いと考えました。春が近づいてくると、ニュース番組で毎日毎日「今日は花粉の量がすごいです」「昨年の倍の量です」などと、私たちの潜在意識(無意識)に刻み込むように情報が侵入してきます。そうすると私たちは知らないうちに「花粉症の症状は大変だ」というプチ洗脳をされてしまうのです。このプチ洗脳技術はインターネットによるICT革命が起こって以来、年々過激になっており、このことをしっかり理解していないと知らないうちにその気にされてしまう危険をはらんでいます。
 まずはこうしたプチ洗脳にかからないようにするため、ブレない自分を築く必要があります。私の場合は、どのような情報に対しても、まずは「本当にそうなのか?」「その情報は本当に正しいのか?」「なぜそういう情報を流す必要があるのか?」というように情報防御バリアを脳内に作ります。花粉症情報に対しては、「それがどうしたの?」と自分の脳に言い聞かせるようにしています。

(2)花粉を防ぐのではなく、花粉との勝負に勝つ!
 癌をはじめとする重篤な病との戦いをして、見事に克服した方の体験談をよく聞きます。そういう方々が必ず言うことが、「絶対に負けない」「負けてたまるか」いう強気の言葉です。「ダメだ・・・」という気持ちになった人が不治の病を克服したことは聞いたことがありません。「自分に使命があるならば、この病を治せるはずだ」という確信に満ちた精神力、生命力で奇跡を起こしてきた方は数え切れないほどいるわけです。であるならば、このレベルの生命力を沸き立たせれば、たかが花粉症くらいで負けるはずがない。自己治癒力を最大限に高めるんだと自己暗示をかけることが大事だと気づき、これまで実践をしてきました。
 「プラシーボ効果」という言葉があります。日本語でいうと「偽薬効果」となります。人間の脳は、騙されやすい。思い込んだら見えないものまで見せてしまう機能を持っているそうです。これを逆手にとって、「自分の体は花粉症なんかには絶対に負けないのだ!」「花粉などたかが塵(ちり)ではないか」と日々言い聞かせると、自分の脳がその気になって、花粉症に強い状態を作り出してくれる。戦う体へと自動操縦してくれる。「アファメーション(肯定的自己宣言)」の手法を花粉症との勝負にも活用していきます。

(3)「サイモントン療法」の活用
NPO法人サイモントン療法協会
カール・サイモントン博士
放射線腫瘍医・心理社会腫瘍医。臨床現場で、心理的介入が癌治療や治癒に大きな影響を及ぼすことを認識し、現在のサイモントン療法の基盤を創りあげる。サイコオンコロジ(精神腫瘍学)、心理社会腫瘍学、精神神経免疫学における先駆者的存在。

この先生が「イメージ力」を活用して癌を克服していくプログラムを開発しています。私はこの「イメージ力」による自己治癒力向上の方法は、花粉症にだって通じるものがあると考え実践してみました。その結果、花粉症が治ったわけではありませんが、重症の花粉症ではなくなりました。サイモントン療法の一端だけを紹介します。

☆集中力・前進の心を生み出す☆
何かに集中して打ち込んでいる時、不思議と花粉症の症状が出ていないことに気づいたことはないでしょうか。脳はひとつのことに集中する特性がありますから、前向きな態度で何かに打ち込むことが、症状を抑える効果がありそうな気が私はしています。症状を重くしている多くの場合、不健全な思考・マイナスな信念を自分自身に思い込ませていることがないでしょうか。

☆マイナスな信念や思い込みを書き換える☆
花粉症のストレスを解消するためには、否定的感情を呼び起こす信念(思い込み・思考・解釈)に目を向け、それが健全であるか不健全であるかを意識する必要があります。不健全信念は、健全な信念に書き換える努力していきます。それが私の場合は「アファメーション」の活用による潜在意識転換法になります。

☆イメージ力の活用(ビジュアライゼーション)☆
花粉症との戦いを絵に描いたり、思い描いたりすることで視覚化し、自然治癒力の効果を増強する。マインドマップに花粉症撃退方法をできるだけ文字を使わずに描いてみると良いでしょう。戦っている姿を絵で描くだけでもいいかもしれません。北海道の旭山動物園が14枚のスケッチを共有することによって、革命的な経営転換をはかったことがあります。イメージの力は意外なほど大きいことを体験してみても悪くはないと思います。私の場合は、花粉症の症状が出そうだと感じた夜には、布団の中で花粉のつぶをバシバシ破壊していくことを想像するイメージトレーニングをしています。

未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある
クリエーター情報なし
あさ出版


☆希望を持つ、未来の勝利を楽しみにする☆
「ダメだ、イヤだ」では自己治癒力が上がるはずがありません。今、目の前の戦いに勝利することを楽しむことが大事です。これは何も花粉症撃退法だけではありませんね。受験勉強でも同じです。某予備校有名講師が言っていますよね。「じゃあ、いつやるか?今でしょ!」と。この言葉を聞くと不思議とやる気になります。言葉の力も大きいですね。「花粉?何それ?負けるわけないじゃん」と自己暗示。クシャミが出ても、「よし来たぞ!勝負には絶対に勝つ!」と楽しんでしまう。症状を押さえ込んだら自画自賛する。時には勝利した自分に、美味しいお菓子のプレゼントでもしてあげたら、脳はますますポジティブに活性化され、自己治癒力が強まることでしょう。



こんなふうに花粉症との戦いをしています。あくまでも自己流なので、万人に当てはまるとは思っていません。でも、参考にしてくれる人もいると思いますので紹介してみました。
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