地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・銀色一色の8609F編

2008-11-24 16:44:10 | 大手民鉄 (東急)


 去る11月15日に恩田の東急長津田工場をウォッチしてみたところ、かねてからテクノシステム内で地方私鉄向け (?) 譲渡改造を行っていた8609Fが工場側に出され、8609+8950+8509の3連で停車しているシーンが見られたわけですが、この日持っていたレンズは300mm望遠ズームにつき、恩田川遊歩道脇から撮るにも限界がありました (トリミングすればさほど破綻はありませんが……。→いや~レタッチソフトの進歩は、フィルム時代とは比較にならないほどトリミングを簡単かつ高画質にしました ^^)。
 そこで、9日ぶりに恩田ウォッチに出かけた今日は400mmズームを持参し、なかなか良い雰囲気で佇んでいる8609F・3連を撮ってみようと思っていたところ……何と!! デハ8509・8609ともども、正面の赤帯が剥がされ、銀色一色となっているではないですか!! というわけで、立ち位置をずらしてもう1枚! (↓)



 いやはや、8000系列のうち銀色一色といえば、従来は8000系のみだったわけで、8500系は何かしらの帯を巻いているというのが当たり前でしたが……さすが血統は血統。8500系の帯無しというのも実にシブいですね~(*^^*)。
 しかし、既にデハ8509は車番と社紋の位置の上にガムテープが貼られており、他にも細々とした改造作業が祝日であるにもかかわらず粛々と進んでいたこともあわせて考えてみますと、銀一色バージョンは束の間の夢か幻に終わるのでしょうか?! まぁ、今後も同じような譲渡改造が続けば何度でも見られる光景だと思いますが (^^;;)、とにかく過渡のレアシーンであることは間違いないわけで、いや~満足満足 (^^)。
 ちなみに、今日のウォッチを通じて、譲渡先について確信を得るに至りましたが、まずは正式発表or雑誌での甲種輸送計画公表を待つことにしましょう。
 今日はこの他、8621Fが入場していましたが、編成が5両単位で切られていたことから、恐らく検査入場と思われます。いっぽう、9日前は未だ出場線の中にいた8631Fが、22Kで営業運転に入っていました。