新年2本目の記事アップは、神奈川県内の事業用車つながりということで (笑)、相鉄の秘かなスター・モヤ700の活躍を取り上げたいと思います。いや……相鉄のスターといえば、世間一般的には現在デヴュー準備中の11000系=相鉄版E233なのかも知れませんが (運用開始のアナウンスがなされる前にプラレールが発売になったという超フライングぶりには、開いた口がふさがらず……^^;)、昭和の相鉄車両に忠誠を誓っている身にとってはやはり、モニ2000の後を継いでかしわ台にひっそりと息づくモヤ700だったりします……(*^^*)。
そんなモヤ700、最も撮影しやすいのは毎月1回行われる全線検測の機会ですが、最近は部外者からみて全く実施パターンが読めなくなり、しばらく撮影もご無沙汰となってしまいました。しかし……先日ぶらりと近場で買い物をするついでに相鉄を撮影した際、久しぶりに7000系休車群の様子を観察してみようと思い、ニセ厚木の留置線を訪れてみたところ……何故かカメラを持った先客が複数! これはもしやモヤ700様の御登場では……と期待して待っていたところ、果たせるかな、新7000の中間車2両を挟んでしずしずと到着!! \(^O^)/
到着した「モヤサンド」編成は、果たしてどのような動きをするのだろうか……ということで様子を見ていたところ、かなり複雑な入換が始まったため、視線とレンズはそのままモヤ様に釘付け (笑)。
(1) 702+701と、新7000中間車×2+704+703が分離。
(2) 後者がいったん別の線路に転線。
(3) 前者が前進して休車中の旧7000×4と連結、横浜方に引き出して転線。
(4) 旧7000×4がいた位置に、新7000中間車×2が押し込まれる。
(5) 役目を終えた703+704が2両単独で移動。
(2枚目の画像……超望遠撮影→さらにトリミング ^^;)
(6) 「(←ニセ厚木方) 旧7000×4+モヤ700×4 (→横浜方) 」の8連完成。
……以上の入れ換えの所要時間は1時間半以上! すっかり昼になって腹が減った私は「貨物専業鉄道であれば、この程度の入れ換えはあっという間に終わってしまうのに、何でこれほどの時間が……」とぼやいてしまったのですが (^^;)、とくに長期間放置されていた旧7000×4を久々に動かすため、ブレーキ周りの確認を念入りに行いながら作業を進めていたのかも知れません。
ともあれ、今年は5000系や7000系の休廃車ラッシュが続くことが予想され、モヤ700がかしわ台とニセ厚木の間を往復する機会が増えるのかも知れません。