![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/a4/676d08df47fff521cdbb73433dbc62e8.jpg)
神奈川県内の黄色い事業用車ということでもう一発 (笑)、京急デト軍団のうち金沢文庫に常駐するデト15・16をアップしてみましょう。
京急のデトといえば、通常もっとも活躍しているのは、部品などを積んで定期的に新町←→久里浜間を往復しているデト11・12でしょう。これに対して、出番がないことが望ましい救援車・デト17+18およびクト1&2はさておき、デト15+16の出番の少なさは一体どうしたことか……。
15+16といえば、もともとはレール運搬車としてクレーンを装備し「デチ」を名乗っていましたが、レール運搬の役目はモーターカーに譲って久しく、単なる無蓋車に改造されて「デト」に改称されましたので (確か……まだデチのままでしたら大変恐縮です ^^;)、11+12と交替で配給電車の運用に入ってもおかしくないはず。それでも、普段はまるで継子扱いされているかのように文庫の片隅に放置され、せいぜいたまに通電のためパン上げしているにとどまっているのは……たぶん有蓋部分が狭く (客用扉+戸袋窓分のスペースがない)、室内に積んでおきたい資材を運ぶ際に不便をきたすためなのかも知れません。個人的には、パンタの台座を兼ねて無蓋部分へと伸ばされたヒサシ屋根の存在から、11+12よりも15+16の方が何気にカッコ良く思われ (*^^*)、もっと活発な動きを期待しているのですが……11+12の検査入場などがない限り難しい話なのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/65/8512f27faf67e94bb4d4b24029f81115.jpg)
さて、そんな不遇なデト15+16ですが、留置位置がだいたい決まって八景駅近く・横浜市大前踏切の脇と決まっているのは不幸中の幸いとしか言いようがないでしょう。とにかく撮りやすい……(^O^)。あ、もちろん公道と文庫検車区敷地とのあいだには仕切壁と鉄条網がありますが、最近のデジカメの進歩は本当に有り難い……。デジ一眼でもだいたいの画角を決めてから手を高く差し出してノーファインダー撮影を行い、1カット切るごとにモニタで確認しながら微妙にレンズの向きを変えることで、会心のカット (1枚目) を得ることが出来るという……(^^)v
そして、このとき (昨年9月 ^^;) は両脇に旧1000形が並び、まさに両手に花状態!! (^O^) 旧1000も昨年はあれよあれよという間に減少し、以前はいくらでも見られた旧1000とデトの並びも、最近では必ずしも見られるとは限らず……。そんな中、京急名物「入庫時デタラメ表示」(たとえば今回の画像……A急行浦賀行きなんてまずあり得ない!! ^^;) を出した旧1000形と仲良く昼寝をしている光景は、見ているこちらとしても嬉しさ100倍な反面、あともう少しでこんな当たり前な光景も見られなくなってしまうのか……という寂しさが募るのでした。