少々間が開きましたが、茶色ELつながりで昨年5月の三岐訪問記の続きです。このときは、たまたま東藤原の工場の点検期間中に当たっていたため、細々とフライアッシュホキの入換が行われていた他はほとんど撮影成果を期待できず、結局折からの雨でズブ濡れになってしまったのですが、そんな雨の東藤原を離れて保々に着いてみますと……ををっ何と! 東武出身のED459がパン上げ待機中でした! (^^) てっきり多くのELが出番にあぶれてパン下げ留置中であると予想していただけに (日曜日や三ヶ尻工場点検中の秩父鉄道武川駅のような光景を想定していました ^^;)、これは嬉しい誤算です。しかも、この2両は間もなくグォォォ……と動き出して本線に転線後、富田に向けて走り去って行きました。恐らく、工場点検期間も終盤で、本格的な貨物運行再開に向けてのスタンバイだったのかも知れません。但し……気が付いたら、折からの湿気でいつの間にかフィルターが曇っており、失敗カット量産……(鬱)。ファインダーを覗きながら気付けよ自分!と思うのですが、まあそれだけこの光景を夢中で追いかけ、細かいことを気にする余裕もなかったということで……(^^;
気を取り直してフィルターやファインダーを丁寧に拭き直し、改めて何か美味しい光景が展開しないだろうか……と待ち構えていたところ、今度はED457を先頭にした石灰石ホキ10000編成登場! 側面の社名はすっかり太平洋セメントに書き換えられ、ますます貨物輸送もヤル気満々という風情が感じられますが、先頭に立つED457も、相鉄ED10や東武電機とは違った三岐オリジナルスタイルで味がありますね……(*^^*)。
とか何とか言いながら、もちろん相鉄風 (?) や東武風のELが現れても嬉しいわけで (個人的に一番ウレシイのは、東武出身でEF15風の風貌を持つED458だったりします ^^)、細かく見るとさまざまな形態の違いを持つELが重連となって力強く貨物を牽引するあたりに、秩父とは違う三岐貨物の独自な魅力があるのではないか……と思っています。