RP誌最新号の特集に合わせているわけではないのですが (^^;)、去る17日に「さよならEF55碓氷号」に乗ったことから、上野から後補機の任を務めたEF64 1001の存在にも敬意を表しまして、横川で撮影したカットをアップしてみることにしましょう。
まぁ今さら私鉄メインの当ブログがあれこれ解説する必要はないのかも知れませんが、元来ブルー+正面腰回りクリーム塗装で登場したEF64 1001が茶色に変更されたのは、ひとえにEF55やD51をはじめとする高崎地区の保存機イベント運転にあたって補機の任に充てるためとのこと。
そこで、17日の「前→EF55、後→EF64 1001」という組み合わせは、EF64 1001にとっても「本来の役目の最後」を飾るものだったようです。今回の一連のEF55イベント走行では、多くの場合DD51が後補機を務めていたようですが、個人的には「折角茶色いEFと組み合わせるのだから、後ろも茶色いEF64 1001の方が良いのではないか? どうせ全区間電化されているのだから……」と思わなくもないのも事実 (DD51ファンの皆様スミマセン。笑)。というわけで、この日の前も後ろも茶色い組み合わせは、EF55の引退劇を最も美しく盛り上げるものだ……と感じたのでした。
あるいは、EF64 1001をこの日起用したのは、E231や新系列ELがひしめく高崎線区間で十分な走行性能を保つためだったのかも知れません。EF55は先頭でパン上げ・前照灯点灯・ホイッスル吹鳴をするだけで、実質的にはEF64 1001が余裕のパワーで推していたという可能性もあるのかも……と邪推 (^^;;;)。
そんなEF64 1001を横川駅にて、まだ多くの人がEF55に群がっている中を先回りして撮影し、さらに発車シーンをもとらえたのですが、「やはり12系はEF55よりもEF64の方がマッチングが良いな」と思うのは私だけでしょうか (逆に、やはり戦前型ELには旧型客車が合うわけで……この臨時列車も旧型客車の運行だったらなぁ……と。^^;)。
それにしても、EF55が引退したこの先、果たしてEF55の相方としての役目を終えたEF64 1001の塗装はどうなるのでしょうか。まあJREの他の特殊塗装ELと同じく、そのまま茶色である可能性が高そうですが、今度はEF64 1001に合わせて12系を茶色く……ってことはまずなさそうですね。そもそもこの6両は、現存する原色の12系として極めて貴重ですし……(^^;
ちなみに、EF64 1001が「さよならEF55碓氷号」を率いて上野駅13番線に入線するシーンもアップしてみました。「続きを読む」からどうぞ。
人多過ぎ……ですが、これでもEF55側の大パニック (近づくのを断念しました) と比べればはるかにマシ。東急8000系のときでもここまでは多くなかったような……。
JR系イベント、恐ろしや……(@o@)。