ELネタといえば……先月半ばの神戸出張にあたり六甲道駅で「はまかぜ」を撮影した際には、ついでにしばしば姿を現す貨物列車の撮影を楽しんでみることにしました。もちろん、コキ列車の撮影は東京近郊でも楽しめることは言うまでもありませんが、基本的には複線区間での撮影が中心で、鶴見近辺や大宮界隈、あるいは東海道線などの複々線区間はイマイチ邪魔な柱や仕切りが入りがちで撮りづらいという印象を個人的に抱いておりますので(探せばマシなところもあるのかも知れませんが、まぁ個人的な経験値不足ということで ^^;)、阪神間のデラックスな複々線のうち外側の快速線を俊足な新快速などに伍して堂々と走る貨物列車の姿は眺めて良し、撮って良し……ですね(*^^*)。しかも、東京近辺のコキ列車のかなりの割合が暗い時間に集中するのに対し、関西あたりでは日中もほどほどの間隔で運行されていますので、その点でも「沿線で待ち構えてみようか」という気分にさせられます。そして何と言っても……華やぐ神戸の中心街・三宮や元町あたりを無愛想に突っ走って行くあの雰囲気がたまらんです、はい(^O^……横浜の中心街を行く根岸線の貨物列車は何だかんだ言って遅いですので ^^;)。
そんな神戸界隈のコキ列車、私が六甲道駅で待ち構えていた午前10時台に上り方向でやって来た3本はいずれもEF66の牽引でした。個人的にはまぁEF210やEF200でも悪い気はしないのですが、やはりEF66の青い罐がやって来ますと嬉しさもひとしおですね……。九州ブルトレが消滅してはや半年以上、ブルトレ牽引担当機が相次いで廃車の憂き目に遭っているといわれる中、三十路人間にとって「速い機関車の象徴」ともいえる青いEF66(しかもひさし付き! 塗り分けは貨物バージョンですが ^^;)が未だ威風堂々と活躍している光景には本当に癒されます (*^_^*)。
いっぽう、残る2本はいずれも100番台での御登場。まぁ確かにこれもEF66なのですが……シャープな印象を残した側面とは裏腹に、マスクは丸みを強調してしまっているあたり、今も昔もどうもピンと来ないのですなぁ……。もっとも、いずれ貨物ELの置き換えの波がEF65からEF66へと波及するようになれば、そんな贅沢も言っていられず (という展開がそう遠くない将来の話であることを、今回の神戸撮り鉄でまざまざと思い知らされることに……。その話はまた改めて)、100番台でさえも珍重しなければならなくなるのかも知れません (汗)。出来ればこの手の薄味な優等生的塗装ではなく、ワイルドさを感じるほどに濃いぃブルーに塗って頂けると嬉しいのですが (^^;)。
ちなみに、今回の究極の痛恨事は、下り「はまかぜ」を待ち構えていた際、上り線を岡山のEF65 0番台(登場時のままの青塗装)が豪快に通過して行ったことです……。うぅ……出来ればこれを撮りたかった……のですが、今回の貨物撮影はついでの出たとこ勝負ですので致し方ない。貨物時刻表は必要ですね (笑)。