
東急新型デヤ7500甲種輸送の極寒ながらもアツいひとときの印象が冷めやらない今日この頃、とくに8000系列顔やデヤ7200平面顔を基本的に踏襲した緩い三つ折り妻顔と新鮮なカラーリングの組み合わせにビビッとされた方も多かったのではないでしょうか? かく言う私も、完成予想イラストを見た瞬間から「これ結構イケてないか?」と思ったクチでありまして、そこで突発的にある妄想が脳内にモヤモヤと湧き上がったのでした (デヤデヤ、と書くとヘンですので相鉄風で失礼 ^^;)。8500系をこのテイストのカラーリングにしてもカッコ良いのではないか?……と。
そこで、鉄コレ東急8500系をダシにして、田都5000系と同じエメグリ+赤帯を塗ることにしまして、正面と乗務員扉を中心に新デヤテイストを盛り込んでみました (^^;)。とくに東急は最近、駅ナンバリングの導入とともに駅名板の掛け替えを急速に進めており、気が付いてみればほとんどの駅で路線色と駅ナンバーを盛り込んだものに変わっていることから、ここに来て路線色を全面に押し出す傾向が強まっているように感じられます(田園都市線の駅名板はエメラルドグリーンが強調され、ナンバリングは一律に「DT」が付されていることから、何やら常磐線103系が現れそうだなぁ……と思うのは私だけ? ^^;)。というわけで、既に5000系列や6000・7000系 (勿論全て「走るんです」の方) で明確にされている車体での路線色強調も、ことによると8500系に及んでも不思議ではなく、ここに来てついに8500系もイメチェン決定……という妄想設定であります (笑)。

もっとも、妄想するのはいつも簡単。実際に指をシコシコ動かして妄想を具現化するのは苦心惨憺の連続……(笑)。まず色の選択につきましては、無難にGMの西武レッドと常磐エメグリを選ぶことで、ほぼ新5000系の印象そのままに「田園都市線新時代」を妄想表現することに成功したと思っておりますが、一番の難題は新デヤテイストの塗り分けを8500系においてどう再現するのか?という点でしょうか。いくら新デヤが8000系列リスペクトなマスクであると言っても、前照灯及び尾灯の位置、ならびに8500系の正面帯部分に微かについているモールドの盛り上がりからして、単純に新デヤと同じ位置に塗り分け線を持ってきてもマスキングや仕上がりに難が生じることになります(何やらよく分からない日本語になってしまいましたが、実際に鉄コレ8500系をいじった方でしたらお分かり頂けることと存じます。このビミョーな問題が……)。そこで、0.4mmのマスキングテープを駆使してこんな感じに塗り分けてみた次第ですが、所詮ヘタクソなもので……マスキングを剥がす度に吹き漏れ多数 (滝汗)。結局タッチアップの超!神経戦で補いまくりです (@o@)。あともう一つの難題は正面ナンバーの位置ですが、エメグリ部分の中央最下部と赤線部分の中央部のどちらがしっくり来るか……と比較したうえで、結局この位置に落ち着きました。実車と比べ、何やら相鉄7000系を思わせる高さまで車番の位置が上がったことで、些かの違和感も禁じ得ないのも確かですが、まいっか (^_^;;)。
こんな感じでまた一つ妄想フリーランスを作ってしまったわけですが、実際にこんな色の編成が田都を走ることは多分ないでしょうなぁ~。ちなみに……今のところ3両しか竣工していませんので、サマになるようにあと3両塗らなければ……。