地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ身延線62系をJRC化する (下)

2012-03-30 01:10:00 | 超へっぽこ模型製作


 明日を以て、いろいろあった2011年度は終了。そして複数の鉄道路線で廃止や車両の引退が断行される節目のときであります。このうち、十和田と屋代は空いているうちに乗って撮ったので今さら行かないとして、どうしても遺憾を禁じ得ないのは……飯田線119系の引退がほぼ明らかになった頃から今まで結局一度も訪れる機会がなかったことです。これもひとえに、昨年夏に膝を骨折して以来大幅に行動上の制約が生じてしまったためですが、骨折以来約7ヶ月半を経て、昨日ついに医者から「もうこのまま歩き続ければ間違いなく完璧な状態に戻る。リハビリ器械運動ももう来なくて結構。これにて終了!おめでとさん!」という有難い宣告を受けたものの、もう119系は明日しか走らないのですね……。
 まぁ119系は過去数回乗り、撮ってもいるので良いのですが、個人的に思い出してみれば、やはり飯田線旧国を29年前に全廃に追いやった元凶ということで、余りにも不幸な出会い方をした車両でした。しかもそのタイミングは、小学校を卒業してやっと親に一人旅を認めてもらったのと同時でしたから……。既に数回飯田線旧国に乗れていればまだしも、119系のせいでその機会はたったの1回になってしまったことの怨みといったら……少なくとも中学生の頃は「クソ119」云々と、ただひたすら呪わしい表現しかしなかったような (汗)。



 しかしそもそも119系は、MT55モーター装備の大人しい外観・古き良きセミクロスシートと、全く文句のつけようのないスペックであるはずのですので、そのような思い込みは中坊の若気の至りにも程があろうというものです (滝汗)。ともあれ、結局今まで、私と119系はそんな不幸な関係を引きずってしまったのだなぁ……ということを、去るダイヤ改正の前日、西浜松に集結し寂しく廃車解体を待つ119系の大群を「こだま」車内から見下ろしつつ思ったのでした。
 あ……それでも119系は決して嫌いではありませんので、マイクロの水色バージョンを冷房・非冷房の両方所有しておりますし、いずれ発売される鉄コレJRC色119系も買う気マンマンなのであります。しかも、妄想長大編成を楽しむべく複数編成を予約……(笑)。さらに、妄想でJRC色に塗り替えたモハ62・クハ66との混結編成なんていうのもさぞ面白かりなん……と画策しているところです (^^;)。
 そこで、土砂崩れでしばらく一部区間が寸断されていた身延線が目出度く全線復旧!というナイスな話題ともからめつつ、既にクハ66・1両に試しに塗っていたJRC色を計3両のモハ62・クハ66に塗りまして、ジャーン!!妄想JRC釣掛編成の完成です!! (*^O^*) デカール帯を貼るのは下手っぴな私ですので、全てマスキングによる塗装で仕上げておりますが、それゆえ些か帯の太さや正面の仕上げ具合にシロウトっぽさが現れているのはご容赦を……(^^;)。