先週末に更新された秩父鉄道公式HPによりますと、広瀬川原の構内で脱線したC58 363の損傷状況は一朝一夕にして分かるものではないようで、場合によっては修復まで相当の長期間を要するとか……(-_-;)。そこで、9月末に改めて修繕状況や再開可能性について告知する旨が述べられていますが、裏を返せば少なくとも9月いっぱいまでパレオエクスプレスはEL牽引での運行を続けるということでしょう。書き入れ時の紅葉シーズンには何とかC58 363が復活することを祈ります……。
というわけで、C58 363の濃いぃ勇姿として、去る5月の広瀬川原イベントで披露されたトキ2車との連結シーンをアップしてみましょう! 過去の広瀬川原イベントでは、C58は単独で留置されて記念撮影等に供されており、たまに撮影会タイムも設定され、それはそれで普段撮影出来ない広瀬川原構内での姿を楽しむ絶好の機会となっていましたが、何回も同じような展示が続くとさすがにマンネリ感もなくもありません。そんな中、今年はこんな感じで展示されるとは! 綺麗すぎるナンバープレートやHMがイマイチ無蓋車と釣り合わないという問題もありますが、まぁ細かいことはさておき、手持ちのレアな車両どうしを組み合わせた光景に思わず拍手喝采気分だったのでありました。
個人的には今後できれば……左側に見える東急8500系部品取り用中間車とC58の連結シーンを是非披露して頂きたいものです。うろ覚えで恐縮ですが、かつて菊名に連絡線があったころ、東急のステンレスカーがC58に牽引されて菊名まで甲種輸送されていたそうですので……。8000系列の新造は1969年末以降であり、1960年代末までに菊名連絡線の廃止とC58の横浜線からの撤退がなされていますので、7200系はさておき果たして8000系がC58と組んだか否かは不明ですが、まぁ当時を彷彿とさせる「なんちゃって」シーンにはなるのではないかと妄想しなくもありません (^^;)。