地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

社会主義日本エレクトリーチカを作る (5)

2012-08-27 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 模型ネタをもう一丁、今度は妄想系ということで恐れ入ります (^^;)。
 ここしばらく、ベトナム訪問による刺激から、社会主義的緑皮車への思慕が強まっている私。そこで、万が一第二次大戦敗戦のどさくさで日本が社会主義化してしまった場合に登場していたかも知れない標準型エレクトリーチカの試作車をこさえてしまったわけですが、クモハ1両に6扉サハ1両という陣容のままでは走行させることもままなりませんので、御殿場線73系工作と並行してクハ1両・モハ1両・4扉サハ2両の追加製作を推進しておりました。要は2M4Tの、かつての西武を彷彿とさせるムリヤリ編成とするということなのですが、表向きの「大出力電動車であるので問題ない」という大義名分とは裏腹に、実際の理由は「屋根配管を含めた作り込みをするのが面倒臭い」……これに尽きます (^_^;;;)。



 このうち、鉄コレ動力を挿入し真鍮線で配管も設置したパンタ付きの車両 (1枚目左側) につきましては、当初は素直に電動車とするつもりでしたが、よくよく考えてもみれば……制御電動車では見てくれがゴツいという単純な理由だけで東武6050系の床下機器を採用している中、中間電動車に鉄コレ東武6050系の床下機器パーツを流用するなどという勿体ない真似は出来ません。そこでこの車両は、他の鉄コレ付随車から床下機器を拝借しただけのパワーカー (パンタがあるだけでモーター無し。台湾のEMU400や京阪2600などの例あり) にしようかと考えているところです。先頭車にクモハ・クハのバラエティがある一方、中間車はパン付きサハとパン無しモハの2両1ユニット、そして完全なサハの4扉・6扉バージョン……と、サハにもバラエティを持たせたラインナップとするということで (苦しい言い訳。笑)。
 こんな感じで車体と床下を組んだあとは、例によって天気の良い日を狙って一気に塗装し、いよいよそれっぽくなって来ました♪ しかしここから先の色差しと窓貼りが長い……(苦笑)。しかもここに来て、南海6000系鉄コレの発売に加えて、国鉄型1M電車鉄コレが5種一気に発売となるとは!! いつもお世話になっている模型屋で予約した分を一気に引き取ることになりますので、これからしばらくは鉄コレN化にもてんてこ舞いとなることが決定済みなのですが、そんなヒマもなかなかなさそうですので、ここに来てあらゆる工作が停滞しそうな気が……(滝汗)。果たしてこの社会主義エレクトリーチカ1編成が完成する日は来るのでしょうか?!