ミャンマー国鉄の客車列車らしきものをGM板キットで作ろうと妄想を逞しくする中で、罐は何となく「DD51を塗り替えれば良いかな?」と思っていました。しかし現実問題として、既に現地で就役したDD51は屋根を魔改造しているだけでなく、短期間使っただけで休車……。川崎市営埠頭で長期間放置されたのち何とか現地入りした北斗星罐も未だに就役せず……。そもそも屋根の形状が大幅に異なりますので、それを再現するというのは個人的力量ではまず不可能……。というわけで、どうせ「それっぽい」フリーランス罐を用意するなら、DD51の塗り替えよりは、日本のF級電気機関車の顔をいじって塗装変更をする方が、より現実の現地罐に近い雰囲気になるのではないかと開き直ってみました。
というわけで、値段的にちょうど良い新品叩き売りや状態良好な中古はないかな~?と思いまして、いろいろな模型屋を物色してみたところ、いやはや、意外と中古ELというのは市場に流れないものですね……。そこで「さてどうしようか」と思っていたところ、松屋銀座の鉄道模型ショウ即販会場にて、TOMIXのEF60が約4,000円大量に叩き売られているのを発見! そこで瞬時にビビッと来まして購入決定! これが唯一最大の松屋での収穫となったのでした。
とはいえ、やはり電気機関車の顔を切り落とすのは、ヘタクソ初心者には非常に緊張する話です。そこで「これは値上がりした鉄コレ動力と鉄コレボディを組み合わせたのとほぼ同じ金額である」と開き直り、EF60の顔にエイッとニッパーの刃を入れてザクザクと切り落としたのでした……(@o@)。その後、鉄コレ近江モハ51の正面2枚窓をザックリと切り落として、EF60に移植……(滝汗)。すると、何とかまぁ、DF1600に近い雰囲気にはなったかな……と (いや~全然似てねぇ~!^^;;)。
なお、顔を交換したのは片側エンドのみで、もう片側は面倒臭さ、及び日本EL顔にミャンマー国鉄色を塗ったらどんな雰囲気になるのだろうかという妄想から、そのままとしております (ダメじゃん……汗)。あと、出来れば正面2枚窓も、もっとボトムの位置が高い=細目顔ということであればベターですが、こればっかりはなかなか丁度良さそうなパーツが見つからないので仕方ありません。
一番良いのは、例えば最近落花生。様がインドネシア国鉄車両の自作で挑戦されているように、3Dプリンタを活用することなのかも知れません。しかし、超へっぽこ文系人間の私には、そもそもデータの作り方が分からん (^^;)。本当にリアルな東南アジア各国国鉄罐の3Dプリンタ模型キットなどといったものは、そのうち物好きな方が製造・頒布して下さることに期待したいと思います……。