お盆休みシーズンに入り、折からの暑さとも相俟って、海水浴場が大いに賑わう今日この頃かと思います。まぁ個人的には、塩水ってあまり好きではないですし、モテと無縁のキモヲタが海水浴場をウロウロしていてもヘンタイ扱いされるのがオチですので、そういう明るい世界にはすっかりご無沙汰なのではありますが、海水浴という特殊な流動に対応した海水浴臨という存在には興味を引かれます。
そんな中、小田急では梅雨明けから八月中旬までの土日にかけて、メトロ直通の江ノ島特急「メトロ湘南マリン号」を運転しています。また、お盆休み期の平日には、メトロに直通しない「湘南マリン号」が設定されています。
このうち、メトロ湘南マリン号は千代田線内発着の江ノ島特急ということで、乗ったときの意外度はマックスであるのはさておき、この列車の何がミソかと申しますと……MSE・60000形で運行されるため、ご丁寧にも列車名が正面の狭いスペースに表示されることでしょうか。これがもし30000形以前の形式で運行されるならば、せいぜい「臨時」としか表示されないでしょうから……。
しかし、最近は常磐線内から東海道線へのアクセスが飛躍的に向上し、東京駅の同じホームでの乗り換えで済むようになったことから、わざわざ北千住発着でこのような列車を走らせる必要性があるとは余り思えないのも事実です (メトロはこねも然り)。というわけで、毎年夏の風物詩になる前に忽然と消えてしまう可能性もなくもないのでは……と思います (営業成績が良ければさておき→全然調べていない ^^;)。とりあえずサクッと撮影し、LEDの表示もキレイに撮れていますので、「後はどうにでもな~れ」という気分ですが (^^;)、とりあえず健闘に期待したいものです。
なお、同じMSEの4連は、毎週土日の「えのしま」としてフツーに入線しています。架線柱の幅と間隔が狭い江ノ島線では、やはり4連が一番沿線撮りしやすいですね……(笑)。