![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/5e/b4147a278bdd359a7103ef602d14c1ee.jpg)
小田急つながりで、そういえばこんな車両の画像がありました……。昨日、ネット上を千代田線06系が廃車回送された云々という話題が駆け巡っており、思わず腰を抜かした次第ですが、少なくとも千代田線の車両が綾瀬から新木場に送られるということは、廃車回送または他路線への転属である可能性が高いわけで、千代田線にはもう戻って来ないとしても不思議ではありません。嗚呼……これでまた一つ、珍車の中の珍車が姿を消そうとしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/3f/158f60934a2d7786e04e9196152467ea.jpg)
個人的には、最近の……と申しますかVVVF時代に入ってからの車両には余り興味がない方ですが、メトロ06系については丸みを帯びたアルミ車体でありながら重厚・高級 (?) さを演出した雰囲気が好きで、登場以来一貫して、たまに千代田線や多摩急行で当たる度に鼻息が荒くなりニヤニヤしたものです……。椅子は確かに、ご多分に漏れずやや固いものの、インテリアもしっかりとした雰囲気で、総じてバブル崩壊前後の鉄道車両の良い点が集約されたような車両であったと思います。しかし、ドアの位置がホームドア化の時代にあって適合せず、1形式1本ということで、保守面でも手を焼いていたことが想像されます。というわけで、結局1編成を造ったのみで、しかも千代田線がらみの運用は取手から本厚木・唐木田まで壮大な範囲に及ぶことから、06系は滅多に遭遇できないまま離脱となるのは寂しいことです。私が撮ったのも、せいぜいこんな画像しかございません (滝汗)。
さて今後は、改造を経て東西線07系に改番されるのか? それとも本当に解体されてしまうのか……?