去年の今頃、小田急線上からあっという間に4000形が消えていったのと同じように、9000形が一気に数を減らしつつあります。そこで今日は、折角の休みながらも仕事疲れで爆睡してしまい起床が遅かったこともあり、近所の小田急で忘れないうちに9000形の最後の活躍を記録して来ました。特に、最近は江ノ島線内各停運用に入っているシーンをいつも目にしていたもので、下り列車に対して完璧な順光になる昼頃から江ノ島線沿線で効率良く撮ろうと目論んだのですが……。
まず、江ノ島線内最大の収穫は、最初に藤沢本町でカメラを構えた直後姿を現した9407F快速急行の勇姿! 9000形の優等運用を久しぶりに目撃しました (^o^)。
しかしどうやら、この宝くじモノのカットで江ノ島線内撮影運を使い果たしてしまったようで……その後善行で1時間少々粘っていたのですが、嘆かわしいことに下り列車はVVVF車ばかり (ToT)。1本だけやって来た5200は上り電車にカブられてしまいました (号泣)。
そこで江ノ島線には見切りをつけ、9407Fが新宿から折り返し13:01発箱根湯本行きとしてやって来るのを座間にて待ち構え無事撮影成功 (^^)。ただ、こういう時に限って曇るんですよね……。それでも、10両急行の先頭に立つ姿を消滅前に記録できたのでありがたいことです!
その後続けて、町田発湯本行きの急行や、14:50時頃に海老名から新宿へ向かった急行にも9000形6連が使用されており、さらに15時半過ぎにニセ厚木へ移動したところ、15:35に通過した新宿行10両急行に9007Fが!! どうやら今日は、出庫した4・6両編成は昼間全て急行運用に入っていたようです。どうりで江ノ島線内各停では姿を現さないわけですね……(-_-)。
というわけで、ダイヤや運用表を持っていない人間としてはハッキリ言って偶然に頼らざるを得ない小田急撮影、とりわけ引退間際の車両の撮影ですが、これもひとえに、2000形以外の全ての通勤車が混結可能で、かつゴチャ混ぜ運用が可能な小田急ならではの難しさでしょうか……。裏を返すと、9000形がこれだけまとめて昼間の急行運用に入る可能性も今後は非常に低いわけで、そういう意味で実はものすごくラッキーな一日だったのかも知れません。(それでもやっぱり江ノ島線内で効率良く撮りたい……^^;)
そういえば今日は海老名にて、「休止車両」とプリントされた紙を貼られた9009Fが眠っている光景を目にしました (-_-)。その後、まだ運用に入ったばかりで足回りが全く汚れていない3662Fも目撃。いよいよ9000形全廃のカウントダウンが近づいているようです。お早めにどうぞ……