
まだまだ続く今月上旬の飛び石連休ネタ、今回はすっかり岳南鉄道のマスコット的存在として定着した観のある元井の頭線3000系改め7000形がのんびり走る光景を扱ってみたいと思います。
岳南鉄道は富士山麓の製紙工場etcの荷役や、東海道線から離れた吉原の街へのアクセスを主な役目としており、吉原を出てから岳南富士岡に至るまでは無機質な工場の脇をクネクネと走ることが多く、プチ鶴見線的な雰囲気を感じることもしばしばです。しかし、そんな景色も岳南富士岡を過ぎるとガラリと変わり、愛鷹山 (あしたかやま) の麓に広がる田園風景と新興住宅街が入り交じった中をのんびり走っています。
最近は岳南を訪れるたびに貨物がメインになってしまい、岳南富士岡から先はごぶさたになっていたのですが (^^;)、今回は久しぶりに岳南江尾まで往復し、7000形がトコトコ走る風景をスナップしてみました。
↑は、末端部における最大の撮影名所・須津~神谷間のカーブです。バックの愛鷹山や茶畑もきれいに見えて、とてもローカルな雰囲気に心が和みます (^o^)。
岳南江尾では一応数カット撮ったものの、基本的に逆光、かつ背景の新幹線にはたまたま列車が来なかったため、結果はボツ (^^;)。普段は朝夕のみ出番がやって来る緑フェイスの8000形が海側の線路で昼寝をしていましたが、個人的に言って、正面の「がくちゃん・かぐや富士」ステッカーHMは剥がしてくれないものかと……(^^;)。
しかしそれはさておき、たまには貨物ばかりでなく単行電車を中心に撮る岳南のプチ旅も良いものだなぁ~と思ったひとときでした。岳南は土曜休日に限り一日乗車券があり、しかも400円という安さですので、はっきり言ってオススメです。そして、ここは今や貴重な硬券がまだまだ主流であるため、おみやげに最高です (^^)。吉原のJR連絡口窓口or岳南線内で東海道線の切符を購入すれば、何といまどき硬券で東海道線に乗ることも出来ます!