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ミステリ感想-『喜劇非奇劇』泡坂妻夫

2001年12月19日 | ミステリ感想
~あらすじ~
落ちぶれた奇術師・楓七郎は、かつての仲間から仕事の依頼を受けた。
船上ショウに出演するため船へ乗りこんだ彼を待っていたのは、なんとも奇妙な連続殺人。
被害者たちはみな、上から読んでも下から読んでも同じに読める“回文名”を持つ者ばかりだった。


~感想~
(ネタバレ→)ハウダニットと見せかけ、実はフーダニットという仕掛けは珍しい。
登場人物が多すぎて飽和ぎみになり、やや雑多な印象。
個人的には主人公に立ち直って欲しかったが。



01.12.19
評価:★★★☆ 7
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