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ミステリ感想-『奇跡島の不思議』二階堂黎人

2002年12月25日 | ミステリ感想
~あらすじ~
孤島“奇跡島”。
昭和初期、名家の娘の手により築かれたが、彼女の不可解な死以来封印されてきた魔島。
そこに眠る膨大な美術品を鑑定するために島を訪れた美大の芸術サークル。
彼らを出迎えたのは凄惨な連続殺人だった。
脱出不能のパニックのなか、メンバーは自ら犯人を探し始めるのだが……。


~感想~
ぶっちゃけ、飽きた。
いかにも氏らしい精緻で丁寧な……そしてただそれだけのお話。
姫の最後にはあ然。あれでいいのか、あれで。
主役をぼかす試みも意味不明。
エンタテインメント性に欠け、とにかく退屈。


02.12.25
評価:★ 2
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