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ミステリ感想-『四季・春』森博嗣

2003年11月22日 | ミステリ感想
~あらすじ~
天才科学者、真賀田四季の少女時代。
叔父、新藤清二の病院で密室殺人が起こる。唯一の目撃者は透明人間?
すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考する才能に群がる多くの人々。
それらをはるかに超越して、四季は駆け抜けていく。


~感想~
非ミステリ。森博嗣版「百鬼夜行-陰」といったところ。
なにが“密室”やねん。こんなの、ただ客寄せのために“密室”と冠されただけのこと。
メイントリックはまだマシだが、分量といい、納得がいかない。

※この四季シリーズはあっちこっちでネタバレしまくっているので、S&MおよびVHシリーズ全20作を読んでいない方は絶対に手を出してはいけません。


03.11.22
評価:★ 2
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