小金沢ライブラリー

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今週のNXT #282  サモア・ジョー降臨

2015年06月19日 | 今週のNXT
ザック・ライダー&モジョ・ローリー ○-× エリアス・サムソン&マイク・ラリス
(ラフライダー・インパクト)

モジョが故障から復帰し一軍のザック・ライダーとタッグ結成した。
ライダーはTwitterから人気に火がつきフェイスターンしたという異色のキャリアを持ち、US王座とタッグ王座も制している。

試合はモジョに花を持たせるようにライダーがつかまり、交代するとモジョがほぼ体当たりだけで二人を片付け、サムソンを肩車したところにトップロープからライダーが必殺技のレッグラリアットで飛び乗る豪快な連携で勝利した。


ブルーパンツ ×-◯ エマ
(エマロック)

相変わらず爆発的な場内人気のブルーパンツがエマに一方的に攻められる。
「レッツゴー・ブルーパンツ」と「プロレス下手」チャントが交互に飛び交うが下手なのは両方である。
適当に荒い打撃と雑な絞め技でヒールのキャラ付けをするエマに、ブルーパンツはゆっくりハイキック3連発からシェイマスの胸へのパンチ、ナイトメア・オン・ヘルムズ・ストリート、バズソーキックを連続でパクる荒業で対抗するも、ちんたらエマロックに固められてあえなくタップした。


タイラー・ブリーズ ○-× ブル・デンプシー
(ビューティーショット)

デンプシーのパワーに苦しめられたブリーズは必殺のダイビングヘッドバッドの体勢に入られるも、転がって場外へ退避。
追いかけてきたデンプシーからリングの周囲を逃げまわると、運動不足のデンプシーは横っ腹をおさえて苦しむ。
さらにもう一周して疲労困憊となったデンプシーをリングに放り込み、すかさずビューティーショットを決めて逆転勝利した。


ベッキー・リンチ ○-× ジェシー
(腕固め)

特番でのサーシャ・バンクス戦に敗れた後、観客から健闘を讃えられたベッキーはすっかりフェイス化して登場。
オーストラリア出身のジェシーは噛ませ役かと思いきや長い手足を活かした(?)渋すぎる肩固めで執拗にベッキーを攻めるも、脱出されると速攻から一気に試合を決められた。


・ブル・デンプシーが食いしん坊キャラに

ウィリアム・リーガルGMが今夜のメイン、サモア・ジョーのデビュー戦の解説にケビン・オーエンズが入ると話していると、スナック菓子を食いながらデンプシーが闖入。
苛立ったリーガル卿に没収されると、チョコバーを取り出しさらに食べ始めた。


・ジェイソン・ジョーダンにチャド・ゲイブルが再アピール

マーカス・ルイスとのタッグは失敗だったと語るジョーダンにゲイブルがまたもアピール。
ジョーダンのロッカーの名札の隣に自分の名前を書き加えた。


バロン・コービン ○-× アンジェロ・ドーキンス
(エンド・オブ・デイズ)

ゴングと同時に観客はカウントを開始するが、コービンは勝負を急がず、飛び始めた罵声も無視してじっくりとドーキンスをいたぶり、反撃されかけるとすぐさま必殺技で仕留めてみせた。


サモア・ジョー ○-× スコット・ドーソン
(マッスル・バスター)

TNAとROHで頂点を極め、ノアやZERO-ONEにも参戦し、小橋建太との対決は2005年の世界ベストバウトに選ばれるなど日本との関わりも深いサモア・ジョーがついにWWEに降臨。当面はインディー団体との契約も結べるNXTで活動する模様。
体格に似合わぬ素早い打撃でドーソンを翻弄すると、最後はパワーを見せつけて圧勝した。

試合後、ジョーはさっさと帰ろうとするゲスト解説のオーエンズを呼び止めて対戦を要求。
しかしオーエンズは「新人をすぐに叩き潰したら気の毒だ。すぐに王座に挑めると思うな」と挑発し返す。
そこにリーガル卿が現れ、オーエンズの言うことはもっともだと認めつつ「ただし王座戦はできなくても試合はできる」と、なんと次週の対戦を決めてしまった。

日本ではさんざん渋るお宝カードをアメプロは簡単に組む傾向にあるが(どうせ反則決着だろうけど)さすがに驚いた。
これで噂されているAJスタイルズも本当にNXT入りしたらマンネリ一軍の立場がますます無くなる。
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