小金沢ライブラリー

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SCP-1751~1760

2019年03月23日 | SCP紹介
SCP-1751 - Event Perception
未翻訳

SCP-1752 - Helpline
未翻訳

SCP-1753 - Vertigo (めまい)
ヨセミテ国立公園のエル・キャピタンを描いた油絵。岩壁に書かれた"空を飛ぶ時"("time to fly")という言葉を読み、理解した人物は強いめまいを感じる。12~14時間後、その人物はあらゆる下りの段差を2000mの絶壁として知覚し、下ろうとすると実際に2000mの高度から飛び降りた時と同様の挙動を示す。ベースジャンプの装備をしていると無事に着地出来る

SCP-1754 - Unskulling Skull (頭蓋骨を抜く髑髏)
中心に人間の髑髏が備え付けられた石灰質の非知性体。付属肢の先端に付いた蟹の鋏で車輪を回して移動する。頭蓋骨は煙管をくわえており、1.5時間ごとに白煙を吐き、脊椎動物を包み込み頭蓋骨を抜き取る。髑髏は1960年代に生きていた男性と思われる声で一方的にしゃべるが、会話は成立せず知性は無いと思われる

SCP-1755 - Cotton Blight (綿花虫害)
細い繊維に似た蠕虫。主に綿で作られた衣服に曝されると、糸を食べるごとに同量の個体を生み出す。2週間で繊維を全てこの蠕虫に置き換え、3ヶ月の休眠を経て死亡し、衣服(に見える蠕虫の集合体)は崩壊する。また435~520キロヘルツの音も結合を解き崩壊させる。シェフィールド大学で発見され、ある学生が作成したと自首し、その目的を音波で狙った女子大生を裸にするためと語った

SCP-1756 - At the Movies (アット・ザ・ムービー)
DVDプレイヤー。再生するとアメリカの映画批評テレビ番組「Siskel and Ebert At the Movies」の形式で、記録内容を批評する。ゲームソフトや音楽CD、小説のテキスト等なんでも映画として捉える

SCP-1757 - Recorded Curio (記録された好奇心)
VHSテープ。濃いアイライナーを引いた男性の映像が96分12秒記録されており、その男性やテープの起源に好奇心を抱くと、男性が視聴者を認識し反応し始める。やがて尾行されている感覚を覚え、テープに執着し、ついには何者かによって身体を切り刻まれ死亡する

SCP-1758 - O Mio Babbino Caro
未翻訳

SCP-1759 - "Lovely Lucy" (「ラブリー・ルーシー」)
1942年型の爆撃機。機体の左側面に描かれ「ラブリー・ルーシー」と記された女性のイラストに触れた人物は操縦することを求める。知識や経験がなくとも基本的な操縦技術が身につき、飛行中はルーシーと呼ぶ見えない女性と会話をする。32km飛行すると引き返すが、操縦者はいつの間にか機銃掃射を浴びて死亡している

SCP-1760 - Casket Garden (棺の庭)
ベラルーシ共和国ミンスク郊外の森林地帯で毎年11月15日の午後に地面から現れる15基の棺。内部には防腐処理を施されたばかりの死体が入っており、5日後に棺は埋没し中の死体は消失する。棺を領域外に出すと異常性は失われ新たな棺が現れ、死体は急速に腐敗する。死体に発信機を付けて棺に戻すと、埋没後に国内のいずれかの死体に発信機は移動する。また6年ごとにこのSCPの成立に関わったと思われる人物の棺が1基だけ現れ、中身は調べるたびに異なる
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