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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 先発投手編

2020年11月20日 | スポーツ
大貫晋一 2.53 10勝6敗
10勝到達した今年の柱。力味のないフォームから安定した投球を続けた。投手はやはり制球力が命である。
長らく左腕王国と呼ばれていたが、平良とともに今年は右腕のほうが目立った。
あのフォームならそうそうスランプも故障もなさそうだが、今永も東も別に変則フォームというわけでもないんだよな…。


平良拳太郎 2.27 4勝6敗
故障前に打ち込まれた以外はほとんど無双状態で抑え続けた。しかし登板時に限って援護がもらえず、あの内容で借金2とは。終盤に復帰し、遜色ない姿を見せてくれて安心した。来年は無事にシーズンを終えて二桁勝利を目指して欲しい。


井納翔一 3.94 6勝7敗
近年はリリーフに回されたり谷間の先発をしたりと便利に使われたが、今年は先発でローテーションを守った。
FA権を取得し去就は不明だが、残ってくれれば計算の立つ右腕が来年も三人もいることに。
もし出て行っても応援したい選手である。


濱口遥大 4.60 6勝5敗
完封したり早期KOされたりと安定感は全く無かったがローテーションにはだいたいいてくれた。
コントロールの悪さが年々目立ってきて、抑える時でも球数が多すぎるのがネック。髙城の復帰は特に功を奏さなかった。今永・東の先行きが不透明なのでいてくれないと困る。


上茶谷大河 4.12 2勝3敗
故障で一、二軍を行ったり来たりの一年だった。そうこうしている間に大貫と平良が頭角を現し、うかうかしていられなくなった。上茶谷と京山がもし開花すればそれこそ右腕王国が爆誕するので、ドラフト1位の本領をそろそろ発揮して欲しい。


今永昇太 3.23 5勝3敗
さすがのピッチングを見せていたが故障から復帰できず。今永の離脱が実質的にシーズンエンドだった。
想像よりはるかに重症らしく来年どうなるかも不透明とか。万全なら普通にリーグ屈指の左腕なので、いるといないとでは戦力が大きく変わる。


ピープルズ 4.97 2勝2敗
外国人枠に阻まれ出番は限られた。見切るにはまだ早いし本人も契約を望んでいるがはたしてどうなるか。
パットンも抜けることだしリリーフとしても使えないだろうか。もう一年見てみたい。


坂本裕哉 5.67 4勝1敗
プロ初登板で好投し「先輩の東に今年は任せたと言われた」と最高のエピソードを披露したが、その試合で負傷し長く離脱した。思えば今年の横浜を象徴しているような話だった。
防御率は悪いながら3つも貯金を作っており勝ち運はある。一年通じて投げる姿を次は見せて欲しい。


京山将弥 4.66 2勝1敗
勝ち運は相変わらずで限られた出番で貯金を1つ稼いだ。大貫、平良が飛躍し尻に火がついてきた。右腕王国とまでは言わないが京山と上茶谷のどちらかが開花すれば選択肢は大いに増える。ローテーションに入る力はあるはず。


阪口皓亮 7.50 0勝2敗
夏に2回の登板で炎上したが、終戦後に軽快にヒットは打たれながらもいちおう5回は抑えた。終わりよければ。
先発右腕が続々と出てきて猶予も無くなってきた。ドラフト3位だし来季は割って入って欲しい。


中川虎大 7.11 0勝1敗0H
昨年二軍で二冠を獲得したが今年も一軍でアピールできず。国吉km…161kmも遠かった。
先発に着々と右腕が増えているのでそろそろ実力を見せて欲しい。来年こそは。


東克樹 なし
開幕前のトミー・ジョン手術で今季終了。最悪、東か今永のどちらかだけでも来季は無事でいてくれ。
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