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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 控え野手編

2020年11月22日 | スポーツ
神里和毅 .308 3 17
オースティンの離脱時を中心に準レギュラー格として年間を通じて安定した活躍。他球団ならスタメンを張れるところもあるだろうに、これだけ打てる選手をサブで使えたのは贅沢だった。
来年もオースティンや梶谷の負傷が懸念されるだけに出番は何かと多いだろう。盗塁も少しは上手くなってきた。


中井大介 .250 2 4
得点圏で全く打てず切り札としては使えなかったが、サブとして去年と遜色ない働き。とりあえずベンチに置いとけば使い道はいくらでもある。しかし右の代打の一番手が捕手の嶺井 or 伊藤光か得点圏1割台の中井というのはお話にならない。細川や伊藤裕、蛯名の成長が待たれる。


乙坂智 .208 1 7
年間を通じて左の代打枠で一軍にいたがろくに打てずじまい。スタメンで出た時のほうが一働きしてくれた感。
ポテンシャル的にはこんな使い方をされていい選手ではないと毎年思うのだが、移籍とかは考えられていないのだろうか。


嶺井博希 .327 0 8
マスクをかぶる機会は限られたが、.220にも届かない捕手陣の中で出色の打力を見せた。もっと出番を与えられるべきだったと思う。セ・リーグは規定打席に達した捕手がいなかったそうで、正捕手固定までは望まない。投手に応じて上手く使い分けてもらいたい。


髙城俊人 .190 3 5
序盤にホームランを連発しこの強打の捕手どこにいたの!?と驚かせたが見る間に打率を落とした。凡退のほとんどが三振という一か八かのスイングでいつ見てもくるくる回っていた。濱口とのコンビ復活も制球難は克服されるどころか悪化している様子で、専属捕手として一枠埋めるのはもったいない気も。せめてもう少し打率を上げて欲しい。


伊藤光 .216 0 6
ベンチの意図に背いたと烙印を押され二軍落ち。事情はわからないので話半分に聞いておくが、2年契約したばかりなのにもったいない。
終盤戦で戻ってきたが持ち前の打撃もいまいちで良いところのない一年だった。監督が代わる来季は戸柱・嶺井を引っ張って欲しい。


山下幸輝 .209 0 1
代打の切り札に押されたがチャンスで全く打てず終盤には二軍へ。チャンス以外では打てていたがそれなら足の早い神里や乙坂・楠本でいい。懸念された守備はほとんど見る機会はなかったが無難だった。


楠本泰史 .154 1 1
主に代打起用されたがチャンスに弱く…というか代打陣チャンスに全員弱いな!
辛抱強く使われているがドラフト順位が順位だけにそろそろ結果を残さないと危ない。


細川成也 .235 1 1
二軍でタイトルを多数獲得。終戦後に4番に座らせるなど首脳陣の期待は大きい。
まずは震えるほど人材不足の右の代打から狙っていこう。それにオースティンがハッスルプレー(※死語)で怪我したら代役一番手ではある。


蝦名達夫 .143 1 1
今年も出てきたロマン砲。開幕一軍は活かせなかったが二軍で数字を残し、再昇格すると初安打をバックスクリーンに叩き込んだ。細川の次にでも出てきてくれれば問題ない。


伊藤裕季也 .286 0 1
終戦後にスタメン起用され、本塁打こそなかったが昨年垣間見せた打力はアピールできた。
数年後に見られるだろう森と伊藤の二遊間が楽しみでならない。


森敬斗 .250 0 0
初打席でラミレスでさえ酷かもと思ったビエイラの154キロを逆方向にあわやホームランの当たりで弾き返したスーパールーキー。他の打席も食らいつく粘りを見せ、二軍成績はそれなりだっただけに本番に強いタイプに思え期待が膨らむばかり。


桑原将志 .139 1 2
なんとしてでも復活してもらいたいが今年も空回りしポップフライを繰り返した。
倉本を復活させたラミレスを持ってしても任期中に果たせなかった復調を来年こそは。
というか来年も駄目ならいよいよまずいぞ。


宮本秀明 .400 0 0
期待のスピードスターは終戦後に片鱗を見せた。4年目となる来季は、神里はともかく乙坂をおびやかして欲しい。


山本祐大 .000 0 0
終戦後に一軍に呼ばれたが出番はほとんどなかった。


石川雄洋 なし
一軍出場はなく、現役続行のためついに退団となった。他球団でももし出番があるなら我々は応援する。お疲れ様でした。


百瀬大騎 .250 0 1
初安打・初タイムリーが最後の思い出になった。二軍でも数字を残せず致し方ないか。お疲れ様でした。
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