梶谷隆幸 .323 19 53
怪我なく一年やり通せばこれくらいはやってくれるはず、という「俺達の梶谷」が本当に具現化された。
一部で天才と呼ばれる力を遺憾なく発揮し、我々は「これが梶谷じゃーい!」と大ゴマでガッツポーズを決めている。あまりに理想型そのまま過ぎて、実は集団幻覚を見せられているのではとも、鹿目まどかのようにベイファンの夢を叶えた概念として消え去るのではともささやかれる。(※調査中)
この輝きが今年だけのものだったとしても我々は満足である。
ソト .252 25 78
3年連続のタイトルは逃したが終盤には猛追を見せた。守備範囲はことあるごとに狭い狭いと解説者にディスられながらも年々向上を見せており、一塁二塁右翼を試合中にもコロコロ変えられながらも無難に守った。特に二塁守備は安定感が増したし、一塁守備はロペスに何か習ったのか反応が良くなっている。去就は不明ながらロペスを退団させたら一塁はソトに任せるしかなく、契約の目処が立っているのだと思いたい。
オースティン .286 20 56
外角の落ちる球に弱い前評判を、オープン戦で平然と見送り続けて覆すと、コンパクトなフォームからとんでもない弾道を連発。のみならず怪我を恐れない果敢な守備や、隙あらば次の塁を狙う積極さでファンの心をわしづかみにした。結果的に怪我は多かったがこのファイトスタイルでは仕方ない。
後半戦で実際に外角の落ちる球に苦戦し始めるも10月に入るや克服し、恐ろしい勢いでホームランを量産。ラミレスの「ロペスやソトより1段階上の選手かも」という絶賛もあながちリップサービスとは思えなくなってきた。
来年フルに出られた時の成績が楽しみでならない。
佐野恵太 .328 20 69
4番キャプテン抜擢は適任者だとは思うが、一年通してスタメンで出たこともないし数字的には.270 20本くらい残してくれれば満足と考えていたがまさかの首位打者獲得。
序盤なかなかホームランが出ず本人はやきもきしていたが、一本出たらドバドバ出始めた。きっと本田圭佑とケチャップも喜んでいる。
筒香がもしメジャー挑戦しなかったとして同等の成績を残したとは限らず、筒香の穴を埋めて余りある素晴らしい活躍だった。他球団ファンから見たら宮﨑やら佐野やらソトやら前評判の特に高くないところから急に首位打者や本塁打王が生えてくるからわけわからないだろう。我々だって意味不明である。
宮﨑敏郎 .301 14 53
毎年このくらいの成績なら残せますよ?と言わんばかりの涼しい顔で3割復帰。点差が付けば8回以降は柴田や倉本と交代するこまめな休息が良かったのか目立った怪我もなかった。
打撃の安定感は抜群で、三振と併殺は少なく、存在そのものが相手投手には厄介だろう。
守備範囲が狭くなった感はあるが、捕れる範囲は相変わらず軽快にさばいていた。
今後衰えても代打屋もできそうだし、宮﨑については何を心配することがあろうか。
ロペス .246 12 42
とうとう退団が決まったベイスターズの屋台骨。日本人登録になり残留させると思っていたが…。
今年は明らかにパワーが衰え、当てるだけのヒット狙いにシフトしたり、一発だけ考えたホームラン狙いにしたりと試行錯誤していた。去年までならレフト上段に行っていた打球がフェンス前で失速することも多く、狙わなければホームランにならなくなっていた様子。パワーは失われても鉄壁の守備と、チームのまとめ役の面での貢献は大きく、代わりのいる人材ではない。年齢的にも遅かれ早かれ退団は迫っていたが、とうとうこの日が来てしまった…。
戸柱恭孝 .212 5 23
打点乞食とからかい半分に呼ばれた勝負強さは稀にしか見られなくなったが、捕手としてのリードは格段に良くなったと評され、正捕手の座をかなり奪い返した。盗塁をもう少し刺せて、打撃も.250打ってくれれば文句はない。今年は再起を果たしたのだから、来年は一回り大きくなってくれることを願う。
大和 .281 4 23
ショートは大和・柴田・倉本の三人体制で回していたので三人ともレギュラーに入れておく。
大和は打撃好調。併用が功を奏したのか一年通じて調子の波が落ち着いていた。久々の二塁守備も巧みだった。
ショートを固定できれば最高だが、森や伊藤が独り立ちするまでは、いればなんにでも使えるこの三人で回すのはありっちゃありではある。
柴田竜拓 .266 2 20
例年と同等の成績を残した。二塁で使うと一試合に一回は菊池ばりの美技を見せてくれるが、ショートではなぜか凡ミスを何度か見せた。もともとショートだったはずだが忘れた? 今年は三塁で使われることも多々あり、そちらは軽快に守っていた。スタメンを完全に任せるには物足りないが、一軍に置いておけば毎年このくらいは安定してやってくれるだろう信頼感がもはやある。
倉本寿彦 .276 1 17
「アヘ単でいいんだよ」というラミレスのアドバイスにより俺達の倉本が復活。左専門で打ちまくり一時は3割を超えるが終盤は「左のほうが打てる」から「左しか打てない」にジョブチェンジし、対右1割台、対左4割という極端な成績になった。あと満塁弾は笑った。
守備は見違えるほどではないが目に見えて良化し、範囲が狭く肩も弱いならと、捕ってからできるだけ早く投げることに集中していた。あとは謎の勝負強さが戻ってくれば申し分ない。ともあれおかえりなさい!
ラミレス
とうとうお役御免に。契約最終年が4位ではやむなし。今年は奇策は目立たず、普通にやって普通に負けた感。
先発投手陣に故障が多すぎたのが何より誤算で、そちらは酷使していたどころか5~6回で早々と交代するケースも多かっただけに、練習やケアのほうが原因ではとちょっと気になるところ。
佐野の4番キャプテン抜擢は他の監督にはなかなかできない選択だし、山﨑に代わる守護神三島、戸柱・倉本プチ復活と、人を見る目は常に正しかった。全く機能しない8番投手や、打たれ続けても山﨑起用に固執したり、2年契約したばかりの伊藤光を干したりと頑固なところは変わらなかったが。
とにかくこの5年間は楽しかった。中畑が人気を取り戻してチームを再生し、ラミレスが戦える態勢を整えていった。5年で優勝こそならなかったがDeNA体制初の日本シリーズ進出を果たした手腕は讃えられるべき。
就任が確実視される三浦番長が果たしてどんな監督キャラで、どんな采配を振るうのか来年が楽しみである。
…っていうか退団後即Youtuberデビュー!? フットワーク異常に軽いな!
怪我なく一年やり通せばこれくらいはやってくれるはず、という「俺達の梶谷」が本当に具現化された。
一部で天才と呼ばれる力を遺憾なく発揮し、我々は「これが梶谷じゃーい!」と大ゴマでガッツポーズを決めている。あまりに理想型そのまま過ぎて、実は集団幻覚を見せられているのではとも、鹿目まどかのようにベイファンの夢を叶えた概念として消え去るのではともささやかれる。(※調査中)
この輝きが今年だけのものだったとしても我々は満足である。
ソト .252 25 78
3年連続のタイトルは逃したが終盤には猛追を見せた。守備範囲はことあるごとに狭い狭いと解説者にディスられながらも年々向上を見せており、一塁二塁右翼を試合中にもコロコロ変えられながらも無難に守った。特に二塁守備は安定感が増したし、一塁守備はロペスに何か習ったのか反応が良くなっている。去就は不明ながらロペスを退団させたら一塁はソトに任せるしかなく、契約の目処が立っているのだと思いたい。
オースティン .286 20 56
外角の落ちる球に弱い前評判を、オープン戦で平然と見送り続けて覆すと、コンパクトなフォームからとんでもない弾道を連発。のみならず怪我を恐れない果敢な守備や、隙あらば次の塁を狙う積極さでファンの心をわしづかみにした。結果的に怪我は多かったがこのファイトスタイルでは仕方ない。
後半戦で実際に外角の落ちる球に苦戦し始めるも10月に入るや克服し、恐ろしい勢いでホームランを量産。ラミレスの「ロペスやソトより1段階上の選手かも」という絶賛もあながちリップサービスとは思えなくなってきた。
来年フルに出られた時の成績が楽しみでならない。
佐野恵太 .328 20 69
4番キャプテン抜擢は適任者だとは思うが、一年通してスタメンで出たこともないし数字的には.270 20本くらい残してくれれば満足と考えていたがまさかの首位打者獲得。
序盤なかなかホームランが出ず本人はやきもきしていたが、一本出たらドバドバ出始めた。きっと本田圭佑とケチャップも喜んでいる。
筒香がもしメジャー挑戦しなかったとして同等の成績を残したとは限らず、筒香の穴を埋めて余りある素晴らしい活躍だった。他球団ファンから見たら宮﨑やら佐野やらソトやら前評判の特に高くないところから急に首位打者や本塁打王が生えてくるからわけわからないだろう。我々だって意味不明である。
宮﨑敏郎 .301 14 53
毎年このくらいの成績なら残せますよ?と言わんばかりの涼しい顔で3割復帰。点差が付けば8回以降は柴田や倉本と交代するこまめな休息が良かったのか目立った怪我もなかった。
打撃の安定感は抜群で、三振と併殺は少なく、存在そのものが相手投手には厄介だろう。
守備範囲が狭くなった感はあるが、捕れる範囲は相変わらず軽快にさばいていた。
今後衰えても代打屋もできそうだし、宮﨑については何を心配することがあろうか。
ロペス .246 12 42
とうとう退団が決まったベイスターズの屋台骨。日本人登録になり残留させると思っていたが…。
今年は明らかにパワーが衰え、当てるだけのヒット狙いにシフトしたり、一発だけ考えたホームラン狙いにしたりと試行錯誤していた。去年までならレフト上段に行っていた打球がフェンス前で失速することも多く、狙わなければホームランにならなくなっていた様子。パワーは失われても鉄壁の守備と、チームのまとめ役の面での貢献は大きく、代わりのいる人材ではない。年齢的にも遅かれ早かれ退団は迫っていたが、とうとうこの日が来てしまった…。
戸柱恭孝 .212 5 23
打点乞食とからかい半分に呼ばれた勝負強さは稀にしか見られなくなったが、捕手としてのリードは格段に良くなったと評され、正捕手の座をかなり奪い返した。盗塁をもう少し刺せて、打撃も.250打ってくれれば文句はない。今年は再起を果たしたのだから、来年は一回り大きくなってくれることを願う。
大和 .281 4 23
ショートは大和・柴田・倉本の三人体制で回していたので三人ともレギュラーに入れておく。
大和は打撃好調。併用が功を奏したのか一年通じて調子の波が落ち着いていた。久々の二塁守備も巧みだった。
ショートを固定できれば最高だが、森や伊藤が独り立ちするまでは、いればなんにでも使えるこの三人で回すのはありっちゃありではある。
柴田竜拓 .266 2 20
例年と同等の成績を残した。二塁で使うと一試合に一回は菊池ばりの美技を見せてくれるが、ショートではなぜか凡ミスを何度か見せた。もともとショートだったはずだが忘れた? 今年は三塁で使われることも多々あり、そちらは軽快に守っていた。スタメンを完全に任せるには物足りないが、一軍に置いておけば毎年このくらいは安定してやってくれるだろう信頼感がもはやある。
倉本寿彦 .276 1 17
「アヘ単でいいんだよ」というラミレスのアドバイスにより俺達の倉本が復活。左専門で打ちまくり一時は3割を超えるが終盤は「左のほうが打てる」から「左しか打てない」にジョブチェンジし、対右1割台、対左4割という極端な成績になった。あと満塁弾は笑った。
守備は見違えるほどではないが目に見えて良化し、範囲が狭く肩も弱いならと、捕ってからできるだけ早く投げることに集中していた。あとは謎の勝負強さが戻ってくれば申し分ない。ともあれおかえりなさい!
ラミレス
とうとうお役御免に。契約最終年が4位ではやむなし。今年は奇策は目立たず、普通にやって普通に負けた感。
先発投手陣に故障が多すぎたのが何より誤算で、そちらは酷使していたどころか5~6回で早々と交代するケースも多かっただけに、練習やケアのほうが原因ではとちょっと気になるところ。
佐野の4番キャプテン抜擢は他の監督にはなかなかできない選択だし、山﨑に代わる守護神三島、戸柱・倉本プチ復活と、人を見る目は常に正しかった。全く機能しない8番投手や、打たれ続けても山﨑起用に固執したり、2年契約したばかりの伊藤光を干したりと頑固なところは変わらなかったが。
とにかくこの5年間は楽しかった。中畑が人気を取り戻してチームを再生し、ラミレスが戦える態勢を整えていった。5年で優勝こそならなかったがDeNA体制初の日本シリーズ進出を果たした手腕は讃えられるべき。
就任が確実視される三浦番長が果たしてどんな監督キャラで、どんな采配を振るうのか来年が楽しみである。
…っていうか退団後即Youtuberデビュー!? フットワーク異常に軽いな!