桑原将志 .257 4 39
数字を見るとパッとしないがほとんどの試合でトップバッターを務めた貢献度は計り知れない。逆に言えば数字が付いてきてればもっと上の順位をうかがえたのだが…。
守備ではゴールデングローブ賞待ったなしのファインプレイを連発し、危機を何度も救った。二年続けてこれだけ動ければもう完全復活と言っていいだろう。
楠本泰史 .252 6 26
三浦監督の絶大な信頼を受けて故障明けにもすぐさまスタメン復帰するなど使われ続け、大田・関根・蛯名と併用ながらも頭一つ抜け、野手では最も飛躍を遂げた。守備は無難にこなしていたイメージしか無いが打撃は一皮むけた感がある。
佐野恵太 .306 22 72
終盤まで首位打者をうかがい、見事に最多安打のタイトルをゲット。筒香から受け継いだチャンスでの弱さもそれなりに克服し、チームリーダーの貫禄。一塁守備もなんなく務めていた。
牧秀悟 .291 24 87
三冠王と騒がれた序盤からはさすがに失速したが、終わってみれば堂々たる数字に。やたらチャンスに弱い打線の中では出色の得点圏打率で、牧が駄目ならもう仕方ないと誰もが納得するほどの信頼感。
一方で守備は簡単な打球をこぼしたり追いつけなかったりとかなり足を引っ張った。好守備も目についただけに安定感に欠けた。とはいえ2年目でこれならますます将来が楽しみである。
宮﨑敏郎 .300 16 50
ギリギリで3割に届いた。休みは最低限だったが故障せずに一年乗り切り、無事ならこのくらいの成績は残してくれる。ただ以前ならスタンドインしていた打球が失速したりとパワーに早くも衰えが見え、6年契約の行く手に暗雲が立ち込めた感はある。
ソト .266 17 49
前年より打率は改善されたが長打力がめっきり衰えた。正直コストに見合った活躍とは言い難いが、一から助っ人を探すのは大変でまだまだ頼むべきだろう。契約はもう一年ある。守備は天職を見つけたようにがっちり守っていた。回が進むと佐野とよく交代させられたが正直佐野よりよっぽど上手く見えるんだが。
嶺井博希 .205 5 30
数年ぶりに一発出たのに気を良くしたのか大振りが目立ち打率が沈んだ。ここ一番での勝負強さは健在で少ない打席で30打点稼いだのはお見事。球界全体の捕手不足によりFAは引く手あまたの様子で、まあ出て行くだろう。対戦したらものすごく打たれそう。
柴田竜拓 .195 1 1
二塁ばかり守っているうちに忘れかけていた勘を取り戻し、ショートと三塁で美技を連発。守備ではついに完成を遂げた。問題は打力で200打席近く立って1打点という目を疑うほどの惨状。得点圏打率は言うまでもなく、自動アウトどころか奈落のような大穴を打線に空けた。打力で勝りそこまで体力も落ちていない大和をなぜ使わなかったのか、なぜ倉本にもう少し打数を与えなかったのか、ここがもう少しマシなら本当に優勝を狙えたので三浦を小一時間問い詰めたくなる。
三浦大輔
前半戦は本当に酷かった。右に左を、左に右を当てているだけの脳死状態で相性など考えもしない。神里がいくら打っても病み上がりの楠本をスタメン起用し、そのくせ知野が開幕戦でやらかしたら一発で見切り、左殺しの倉本には50打席で1回しか左と対戦させずと無意味な頑固さを見せ続けた。
後半戦でようやく相性を考え始め、チームが勢いづくと余計なことをせずに見守り、久々の2位に余裕あるフィニッシュを決めた。正直リリーフ陣が誰も故障せず盤石で乗り切ってくれただけで、采配で優れた面は特に無かったが、余計なことをしないのは監督の重要な仕事の一つであるし、チームの雰囲気は常に良好で、モチベーターとしては良い仕事をしてくれた。
……CSで急に一年間信じてきた桑原を干したり、ろくにいなかった藤田に全て任せたりと悪癖がぶり返したけどな。
山﨑がおそらくメジャーへ行き、酷使されたリリーフ陣が絶対故障し、2年契約で色々試せてしまう来年に真価が問われるだろう。
数字を見るとパッとしないがほとんどの試合でトップバッターを務めた貢献度は計り知れない。逆に言えば数字が付いてきてればもっと上の順位をうかがえたのだが…。
守備ではゴールデングローブ賞待ったなしのファインプレイを連発し、危機を何度も救った。二年続けてこれだけ動ければもう完全復活と言っていいだろう。
楠本泰史 .252 6 26
三浦監督の絶大な信頼を受けて故障明けにもすぐさまスタメン復帰するなど使われ続け、大田・関根・蛯名と併用ながらも頭一つ抜け、野手では最も飛躍を遂げた。守備は無難にこなしていたイメージしか無いが打撃は一皮むけた感がある。
佐野恵太 .306 22 72
終盤まで首位打者をうかがい、見事に最多安打のタイトルをゲット。筒香から受け継いだチャンスでの弱さもそれなりに克服し、チームリーダーの貫禄。一塁守備もなんなく務めていた。
牧秀悟 .291 24 87
三冠王と騒がれた序盤からはさすがに失速したが、終わってみれば堂々たる数字に。やたらチャンスに弱い打線の中では出色の得点圏打率で、牧が駄目ならもう仕方ないと誰もが納得するほどの信頼感。
一方で守備は簡単な打球をこぼしたり追いつけなかったりとかなり足を引っ張った。好守備も目についただけに安定感に欠けた。とはいえ2年目でこれならますます将来が楽しみである。
宮﨑敏郎 .300 16 50
ギリギリで3割に届いた。休みは最低限だったが故障せずに一年乗り切り、無事ならこのくらいの成績は残してくれる。ただ以前ならスタンドインしていた打球が失速したりとパワーに早くも衰えが見え、6年契約の行く手に暗雲が立ち込めた感はある。
ソト .266 17 49
前年より打率は改善されたが長打力がめっきり衰えた。正直コストに見合った活躍とは言い難いが、一から助っ人を探すのは大変でまだまだ頼むべきだろう。契約はもう一年ある。守備は天職を見つけたようにがっちり守っていた。回が進むと佐野とよく交代させられたが正直佐野よりよっぽど上手く見えるんだが。
嶺井博希 .205 5 30
数年ぶりに一発出たのに気を良くしたのか大振りが目立ち打率が沈んだ。ここ一番での勝負強さは健在で少ない打席で30打点稼いだのはお見事。球界全体の捕手不足によりFAは引く手あまたの様子で、まあ出て行くだろう。対戦したらものすごく打たれそう。
柴田竜拓 .195 1 1
二塁ばかり守っているうちに忘れかけていた勘を取り戻し、ショートと三塁で美技を連発。守備ではついに完成を遂げた。問題は打力で200打席近く立って1打点という目を疑うほどの惨状。得点圏打率は言うまでもなく、自動アウトどころか奈落のような大穴を打線に空けた。打力で勝りそこまで体力も落ちていない大和をなぜ使わなかったのか、なぜ倉本にもう少し打数を与えなかったのか、ここがもう少しマシなら本当に優勝を狙えたので三浦を小一時間問い詰めたくなる。
三浦大輔
前半戦は本当に酷かった。右に左を、左に右を当てているだけの脳死状態で相性など考えもしない。神里がいくら打っても病み上がりの楠本をスタメン起用し、そのくせ知野が開幕戦でやらかしたら一発で見切り、左殺しの倉本には50打席で1回しか左と対戦させずと無意味な頑固さを見せ続けた。
後半戦でようやく相性を考え始め、チームが勢いづくと余計なことをせずに見守り、久々の2位に余裕あるフィニッシュを決めた。正直リリーフ陣が誰も故障せず盤石で乗り切ってくれただけで、采配で優れた面は特に無かったが、余計なことをしないのは監督の重要な仕事の一つであるし、チームの雰囲気は常に良好で、モチベーターとしては良い仕事をしてくれた。
……CSで急に一年間信じてきた桑原を干したり、ろくにいなかった藤田に全て任せたりと悪癖がぶり返したけどな。
山﨑がおそらくメジャーへ行き、酷使されたリリーフ陣が絶対故障し、2年契約で色々試せてしまう来年に真価が問われるだろう。