外交には、とくに大国同士の外交には公式、政府以外にたくさんの外交チャネルがあって有効な補完工作が必要と言うのは常識である。民間、産業界、学会、野党、与党、マスコミ、評論家などのチャネルがあったほうがよい。
しかし、ことチャイナに関しては一切の現存のもぐらチャネルを埋めよ、と命じる。それは有効な触媒を流す清流、バイパスではない。チャイナに関係するとすべてのチャネルは腐敗した汚染下水道となる。
田中各蔵、二回同某、小沢市、その他の有象無象はすべて汚水道である。もともと汚水道であるからチャイナが選ぶ。またその素質のあるものを選ぶからたちまち腐食してしまう。シナ語では買弁という。
清朝末期から20世紀半ばまで、チャイナが外国におもうようにもてあそばれたのは、シナ人の買弁がいたからである。シナ人は買弁の専売もとである。だから彼らは汚水のダウジングでは今でも世界一なのである。立場が逆になれば相手国の買弁を探す。相手国内に買弁を培養する。
現在のチャイナの悩み自民党時代と違って、非公式チャネルがまだないことなのだ。横浜でのコキントウの仏頂面はそのせいなのだ。自民党時代と違って汚い手を使えない。思うようにならない。
しかし、自民党時代のチャネラーの功績もある。首相は日本国民の前に、いまのスガのように哀れな姿をさらさなかったことだ。十分にみじめではあったが、それよりも下があるとはスガ首相が教えてくれるまで日本国民は知らなかった。