東方のあけぼの

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サムライジャパンの敗因をスポーツ医学で見ると

2014-06-16 18:47:56 | 国際・政治
エコノミー症候群と潜水病と考えられる。

日本のキャンプ地はサンパウロの近くらしい。南半球は今冬でしょう。相当涼しいらしい。だから選んだらしいがこれが問題だったんじゃないか。

コートジボワールとの第一線が行われた場所とは三千キロ離れているとか。大変な距離だ。試合の3、4日前にそこに入り試合当日赤道近くの熱帯地帯に移動する。

また、其の前のマイアミからの移動は1万キロにはならないだろうが、大変な距離だ。かなり疲れる筈だよ。ま、めちゃくちゃな旅程といっていい。

あとの二試合はどこでするのかしらないが、今回と同様の移動があれば選手の体調は今回と同じになるだろう。

こんなことを後二回繰り返すのかな。コンディション作りは最低になるだろう。第一戦について批評家はみんな日本選手の動きが悪く疲労していたと話していた。

時差はあっても1時間ぐらいだろうが、気候が違いすぎる。それにどういう形で移動するかだ。チャーター機ならまだしも、定期便で一般乗客と一緒なら最低だろう。ま、ビジネスクラス並みの席には乗れるだろうが、商売道具が脚の選手は例外無くエコノミー症候群になるだろう。

あと重要なのは直行便かどうかだ。何回も中継地に下りるようだと悪影響が酷くなる。ジェット機は機内が気密されていると言っても70パーセントぐらいだろう。これだけの気圧の変化でも体質によっては大きな影響が出る。スポーツ選手だからといって例外ではない。

これが途中で何回も下りるような経由地があると影響は倍加する。この辺も詳しく報道して欲しいものだ。

ヨーロッパリーグに属する選手でも航空機の移動は有るだろうが、大体200キロ未満だろう。国内移動だからね。四日ごとに3千キロ移動(往復6000キロ)じゃ調子は維持出来ないのではないか。他の国は試合場とキャンプ地の距離はどうなっているのかな。たとえば、コートジボワールのキャンプはどこなのか。

以上スポーツ医学の素人の疑問ですのであしからず。