東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

フリージャーナリストの売名か「やらせ」か

2015-02-09 08:22:46 | フリー・ジャーナリスト
新潟あたりの「フリージャーナリスト」だか「フリーカメラマン」だかがイスラム国へ「いくいく」と言う必要もないのにチラシの様に宣伝して旅券を取り上げられたニュース。

これは売名かな、それとも外務省の啓蒙的広報の「やらせ」に出演しているのかな。警視庁の「おれおれ詐欺撲滅キャンペーン」に参加している芸能人みたに。素人には判別のつかないところだ。

フリージャーナリストというのは奇麗に聞こえるがきわめて誤解を生む美名である。以下フリーター・ジャーナリスト(カメラマン)、もっと略してこのブログでは単にフリーターJといおう。

フリーターJは収入の安定しない浮浪的職業である。一般のフリーターと違うのは、芸能人(芸術家)と同じで一発当てるとしこたま稼げることだ。一発当てて名前が売れると将来も安定した仕事を得られる可能性が出てくる。

戦場カメラマンとか紛争地帯の取材を専門とする連中がいるが、彼らは皆しかるべきコネがあると考えるのが常識である。ドンパチをやっている中を通って「ハイ今日は、取材させて、写真撮らせて」と通行出来るとは素人には考えつかない。

長い間フリーターをやっている連中はそのキャリアでコネを作り上げていると考えるのが常識だろう。後藤さんのいう「ガイド」もそれだろう。

コネにもいろいろあるが、一番強力なスジは国なり組織の諜報機関のものだろう。日本にはそういう活動は無いが、欧米では中東に強力な諜報網を構築している。その筋に繋がるコネが一番多いだろう。別名で言えばスパイとか隠密を兼業しているものではないか。mediaterのなかにはダブルスパイに類するものもいるだろう。

この手のコネは便利だろう(素人の考えですよ)。しかし、いつ手のひらを返されるか分からない。それにこの種のスジを頼れば、見返りに彼らのための情報収集を頼まれることも必至ではないか(結果的に彼らの手先(運び屋)にされる)。

以上素人の憶測だが、(素人憶測だから前回のアップには書かなかったが)、新潟の突拍子もないおじさんの話が出て来たので日頃の疑問を述べたわけである。

この人は有力なコネを得られなかったのではないかな。だから「いくいく」とぶちあげてもとを取ったのではないか。違っていたら御免ね。あまりにも売名的で見え見えにみえるから。朝日新聞に売り込んだのかな。朝日新聞なら乗りそうな話である。