政治業としての「安部」屋は退化の歴史のようである。主義主張の善悪は歴史の審判に委ねなければならないが、力量というか力能は二代目三代目と劣化している。
晋三氏は良家のお坊ちゃんであるからしっかりした守役が付いていれば安心である。最近は安全保障、外交分野を除いて良い守役(安倍ターミノロジーでいえば令なる家庭教師)がいなくなった。おそらくみな老齢で消えたのであろう。安倍晋三氏も、もう結構な年齢だから守役たちも高齢で一線から退いたと思われる。
言うまでもなく強大な権限と広大な守備範囲を持つ国政はチームでなければできない。良き守役の去った彼の周りには、忖度茶坊主と恫喝屋ごろつきしかいないようである。政治家の力量は周りに集める人物や周りに寄ってくる人物の程度で判断できる。
之によって此れを観るに、安倍政権の賞味期限は切れつつあるようである。