菅総理が相対的につまらない携帯電話料金値下げ問題に手を突っ込んで自慢するのかよく分からなかった。滑稽な感があった。総務省で大きな問題は放送行政であり、また民営化に失敗した郵政問題の処理であるが、携帯電話の料金などはこれに比較すれば些末なことである。
山田妖女の出現で分かってきたことは、総務省放送グループ(旧郵政省出身者)の誘導で携帯料金問題(いかにも些末だね、放送行政に較べれれば)に目を向けさせられ(あてがわれ)、NHKを最大の問題とする放送行政の問題や郵政民営化の再評価から目を逸らされて、得々として彼らの手のひらで踊って「携帯問題」を総理出馬演説で自分の最大の功績と自慢したという漫画を誰が描いたか明らかになる。
首相の息子が役員を務めるという問題の接待会社は放送関係でNHKの番組制作を請け負うことが主たる仕事であるそうだが、これほど露骨で見事な絵図はちょっとない。
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