根拠のない話とは言い換えれば「根拠不要」ということです。くどく言いますが根拠のない話とは絶対の真実と言うことです。
私は新聞の三面記事を見ない。本当は現代の読者に三面記事の何たるかを説明しなければいけないのでしょうが、しない、面倒くさいから。朝刊三面記事代わりにテレビの朝のワイドショーをチラ見する。大抵下らないことしかやっていませんからすぐに切って、ゆっくりと「朝のコーヒー」を啜りながら今日一日の段取りを考える。
『嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴りあうなんて!!』とある老人が絶句しましたとさ。テレビのカメラの前で。それがいけないというので大変な騒ぎになっているらしい。女性蔑視だとか差別だとかいうんです。そんなに問題ですかね。
断っておきますが私は、この番組も、番組の司会者も、常連ゲストも、問題の発言をしたゲストも嫌いですと言うより評価できません。番組の常連ゲストたちは偏向していて、質も低く感心しない。
問題のスポーツコメンテーターの老人もあまり感心しない。この人は大昔、野球の名選手だったそうで、日本の野球のことはともかく、これまでも他にスポーツに見当はずれのコメントをして失笑をかっている。また、メージャーリーグも質が落ちたなんて馬鹿にしたように繰り返し云っている。それをいうなら日本の野球のレベルが上ったということでしょう。彼が現役だったころは、観光がてらに日本にきたマイナーな選手にも歯がたたなかったのですから。その時の感覚で言われてもね。おまけに彼の物の言いようは横柄で常日頃から反感を買うようなところがあった。それで今回浅はかな「ポリテカル・コレクト」を振り回す連中に嚙みつかれたのでしょう。こんなことが大問題になるなんて社会が狂っている証拠です。
お断り:彼の発言は聴いたわけではなくて、文字にされた記事の中で読んだだけで、彼がどういう口調で、たとえば馬鹿にしたようにとか、発言したから知りません。浅はかな視聴者はそういう所に反応するからね。