前にも書いたが今の交渉メンバーは『あり得べからざるメンツ構成』なんだよ。マスコミや蚊帳の外で騒いでいる政治屋は気がつかんのかね。
これでまともな交渉だったらまとまる筈がない、と書いた。つまり精神協定ではなくて内実のある協定は、という意味だが。
何日か前の新聞、たしか産経だったような気がするが、今の交渉メンバーのそれぞれの思惑と言うのが表にしてあった。マスコミはこういうものを議論のために紹介しなくてはいかんのだよ。
もっともこの記事突っ込みがたりない。努力は認める。続けたまえ。
もう一度見ようと思ったが捨ててしまったらしい。記事検索で当たるほどの気力もないが、、、うろ覚えでわずかのことを覚えている。もっともオイラの記憶が正しいと言う確信は全くない。
ベトナムはチャイナ貿易が多いらしくてべらぼうな赤字だと言う。それをアメリカなのとの通商に切り替えて改善したいと言うのだが。中越関係を考えると分からないこともないが、はたしてTPPでそれが実現するのか。オイラなんかにすると、随分突拍子が無いように思える。
今のメンツ構成だとベトナムなんかアメリカの強欲な通商政策でせん滅させられるだろうね。TPPは小浜から強く参加を要求されていると言うが、ベトナムも全然反対の意味で日本のような大国が参加してもらって、アメリカの一方的なペースを変えてほしいと言うアプローチがあるのではないか。
野田首相がいやに自信ありげなのも、交渉の内実についてベトナムから相当の情報を得ているからではないか。マスコミはTPP取材でアメリカの思惑ばかり『馬鹿あたま』で考えるよりかほかの、とくに東南アジア各国の事情を取材すべきだろう。
つづく