東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

警察庁方針の著しい跛行性を憂う

2022-07-15 06:13:58 | 街で聞いたはなし

 いわゆる特殊詐欺対策にNHKを巻き込んで異常に入れ込む警察には常識の観点から失笑を覚える。違和感がある。俗にいうところの一点豪華主義で失笑を禁じ得ない。こう書くと「特殊詐欺」を軽視するのかと、叫喚仕返しされそうである。「特」が悪いことは分かり切ったことだ。

 世の中には悪事が沢山ある。警察に対応してもらいたいことがほかにも沢山ある。

現在の焦点は統一教会の詐欺的行為である。警察は数十年にわたって黙認している。悪事の情報は世間にあふれかえっているのに警察は何もしない。むしろ手を付けるのを恐れているようである。政教分離と攻撃される恐怖を官僚特有の保身感覚で恐れているのだろう。

 あるいは政治家との密接な関係があるので、官僚特有の恐怖心理から手が出せないのか。

 あるいはなにかな、統一教会や霊感商法は騙されるほうの「自己責任」だというのか。騙されるほうが悪いのだから警察がかかわる問題ではないというのか。自己責任を振りかざすのなら、特殊詐欺も被害者が悪い、自己責任であると突き放すこともできる。この両者への意図的で跛行的な対応は直ちに是正しなければならない。

 



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