東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

コロナ対策のドタバタは「すくみ」か「つるみ」か

2021-01-06 23:14:06 | コロナ

 要するにチューニングのうまくいかないへぼのトリオかカルテットかと言うことだろう。演奏者は菅、二階、小池、麻生。竦みか連み、かということだろう。つまりは菅氏に指揮者としての力がないということだ。

 すが、二階、小池はつるみながらすくみあう。同じ穴のムジナだが、お互いの責任をとろうとしない。そういう点ではすくみともいえる。

 麻生と菅、二階の関係はすくみだろう。麻生は二人にとっては責任転嫁の対象だろう。

 特に、菅、二階、小池は自分の責任回避だけを画策している。見苦しい限りだ。

 これまでのアップを読み返してすこし愛想がないかな、と思った。まあ、賢明な読者には分かると思ったが、別に補足して悪いということもないので若干贅言を加える。

 Gotoなんちゃらの発想者は二階と思われる。二階大事の菅はすぐに乗った。二階は旅行業界か、飲食業界の政界バックらしい。それに携帯電話の値下げと言うちまちましたことを自慢にする菅のことだ、彼の感性にも合ったのだろう。

 コロナ対策には地方の知事も大きな権限を持っているらしい。飲食店の営業時間の短縮自粛要請などは都知事レベルで出来るそうだ。おおきな汚染池である東京都は率先して実施する義務がある。都民の生命と安全のために。そして国民のために。ところが小池はしない。第一に小池は二階の子分である。次の都知事選挙で自民党、公明党が対立候補を立てないように二階に懇願し、二階の数々の理不尽な中国寄りの要求をこれまで飲んでいる。小池百合子はなによりも自分ファーストである。この都民の重大事に毎日老年に似合わない、派手なおべべをとっかえひっかえ着てご登庁だ。最近はマスコミの前に出るときは誰かの忠告か、防災服を着るようになったが。

 大体、小池が国の対策をプッシュするのは筋違いではないか。もちろん国もしなければならないか、最大の汚染地を有する都知事としてまず自分から率先しなければならない。それを菅がまずやれというのは、自分が先鞭をつけて二階親分に睨まれるのが怖いからである。菅にいやな役をやらせて、そのあとで国がやるからしょうがない、という魂胆で二階のご機嫌を維持しようというのである。

 そして菅や内閣が東京都が自粛対策を先行するようにと要請しても無視した。菅と小池は第三者から見るとくだらないいきさつで長年お互いにいがみ合っている。ま、そういうことをつるみ、とかすくみといったのだが、通じたかしら。

 保障問題と言うネックもある。国債をしり抜けに乱発すれば短期的にはいいのだが、財政再建の旗手である麻生は首を縦に振らない。菅には麻生を押し切る力はない。二階と麻生は互角ですくみあって水入りだ。

 以上はマスコミには出ていない。マスコミの報道を見ていて現在の状況はどうなっているのか分かる国民はいないだろう。本当はマスコミが国民が納得するような取材や説明を提供しなければならないのだが、その能力がないのか、それぞれが政界の誰それの腰ぎんちゃくで出来ないのかもしれない。当筆は政界には全く不案内であるが、一筆啓上しなければならないと思った次第である。したがって上記はピント外れの可能性もある。その場合はおおいに指摘してくれたまえ。そして論拠を納得のいくように提供してもらいたい。以上補足終わり。

 



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