東方のあけぼの

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安倍晋三のゴロツキ流血判書

2018-09-04 08:07:00 | 政治(内政、外交、軍事)

 首相が出身派閥を含め支持を表明している派閥の議員全員に誓約書を出させたという。アベのアイデアか、おそらく取り巻くごろつき恫喝屋の提案だろう。安倍は即座に名案だと言ったに相違ない。いずれにせよ「よきにはからえ」とごろつきにお墨付きを与えたわけである。

  少数派が必死の思いで血判状まがいのものを同志の間で取り交わすことはままあるが、権力派が血判状を求めるなど、史上の歴史でも初めてではないか。ごろつきしか思いつかない品位のない愚連隊流である。体操協会の塚原夫妻もまっさおなパワハラである。

  安倍一派は良識ある国民がどのように不快な思いを抱き、あきれて失笑するのか想像する能力すらないらしい。安倍は政策ではもっともらしいことを言うが実績は何一つとしてない。自分の権力基盤をごろつき恫喝屋と忖度茶坊主で固めたことだけがこの五年間の唯一の実績だろう。

 それにしても、国民の選良たる議員諸君は、これを侮辱と受け取る良識も気概も失くしたのだろうか。

  つまり国民は政策だけで政治家を選んではいけないということだ。人間性を確かめるべきである。ひねこびた欲望を持つ人間は排除しなければならない。ヒトラーはいいことを言ったんだよ。だから圧倒的な支持を得た。そして大部分の知識人の支持を得た。哲学者ハイデガーはマケドニア王アレクサンドロス大王の家庭教師だったアリストテレスの役割を自分に一度は擬したのである。しかし、やがてゴロツキばかりがヒトラーの周りに集まった。ハイデガーはナチスに入党し若くしてフライブルグ大学の総長になったが、政争に敗れ一年で総長を辞めさせられたのである。

 

 


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