東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

オリンピック金メダル獲得生産性の比較

2021-08-17 08:18:38 | オリンピック

  すぐる東京オリンピックの金メダル獲得数を各国の人口数と比較すると下表のごとくなる。ただし上位五か国についての比較。

国名    金メダル数   人口         金メダル一個当たりの人口

アメリカ  39    329065(千人)    8438(千人)

中国    38   1441860      37944 

日本   27    126860      4699

イギリス 22     67530      3070

ロシア  20    145872      7294

*1 より適切には選手年齢層、オリンピックなら15歳から35歳当たりであろうか、で比較するのがいいが、資料がない。アメリカや中国は少子高齢化が進む日本よりはるかに該当年齢層の比率が高いだろうから、さらに生産性は押し下げられる。

*2 中国が日本並みの生産性をあげれば理論的な金メダル獲得数は307個となる。これはいずれにせよ、メダル総数を上回る。

*3 イギリスが上位五か国では一位となっているが、総じて「西ヨーロッパ諸国」と「南太平洋諸国」の生産性は非常に高い。

*4 人口がほぼ中国並みのインドの金メダル獲得数が一個という例もある。

*5 サッカーなどのようにチームのメダル獲得数は一チーム一個となっていれば個人競技との比較に工夫が必要となる。

*6 水泳などのように一人で類似のレースで複数獲得する場合の取り扱いも考慮が必要である。

*7 銀メダル、銅メダルなどメダル総数も考慮すべきだが、通約する方式がない。

以上はだから、戯論、試論であることをご了解願う。

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。