東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

貴乃花親方の態度

2017-12-12 07:30:51 | 大相撲

 貴乃花親方が相変わらず相撲協会の聴取に応じていないが、彼は相撲協会が白鵬に対して何らかの処分をしない限り今後も応じることはないだろう。倫理は法律刑罰に優先する。これが世間の常識である。だからこそ、倫理といわれ、道(ドウ)といわれる。

 公益財団法人として法曹界の処分に先立って首謀者白鵬に対して峻厳苛烈な態度を示してこそ相撲道が維持できる。プロレスやボクシングなどの格闘技業界でも発生しないような想像だにできなない破廉恥不祥事が発生している。公益財団法人なら率先して「倫理」を唱道しなければならない。文科省、スポーツ庁も指導に遺漏があってはなるまい。

 これほど、事件の主導者、教唆者が白鵬であることが明確であるにもかかわらず相撲協会が白鵬に対する処分にまったく触れないようでは貴乃花親方は談合に応じることはないだろう。 白鵬に対しては軽くても出場停止一年、重ければ解雇の処分がなされるべきである。

 

 


鳥取県警が送検に手間取っている理由

2017-12-09 03:18:02 | 大相撲

 おそらく白鵬を同時送検する検討をしているのだろう。

白鵬を主犯として送検するのに自白は不要である。状況証拠だけで十分である。

また状況証拠しかないだろう。あの閉鎖されたヤクザ的世界で出席者全員に口裏合わせを強要していることは明白である。事情聴取までに時間が空きすぎた。白鵬が口裏合わせを強要する時間的余裕は有り余っていた。場所中だからと理由にならないことをいって事情聴取を遅らせたことは警察の失策である。

 送検はまた来週以降に持ち越されたが、送検されなかった場合は民間で告訴すべきだろう。パワハラ問題を扱うNPOでもいいし、相撲専門家、愛好家が行っても良いだろう。


白鵬と覚醒剤

2017-12-05 21:19:46 | 大相撲

 大相撲のことを何時頃からブログに書き出したか調べてみたら2006年あたりからだ。朝青龍の引退まえ二、三年。白鵬の横綱昇進あたりからだ。記事もほとんどが朝青龍と白鵬のことだ。

 こちらは素人だから強烈に違和感を感じたことを書くことが多い。白鵬には良い相撲を取ろうという殊勝な気持ちはまったくないようだ。勝ち星の記録更新のみが関心事らしい。これはメジャーリーグに行ったイチローが安打記録ばかりにこだわるのに似ている。イチローと違うのは白鵬は手段を選ばない。そのころ白鵬は取り組み前に異常に発汗していた。朝青龍にも同様の徴候があった。その当時私が書いたが、相手のぶちかましの衝撃力を脇へそらす目的があったらしい。

 朝青龍も白鵬もぶちかまし、つまり相撲の特徴である突進力を受け止める力はない。モンゴル相撲では体に油を塗るときいたことがあるので、最初は油かと思ったがそうではないらしい。どうも覚醒剤系のドラッグのようだ。これも書いた。相撲協会がドラッグテストを導入して白鵬が白とでればこの記事は直ちに削除すると書いたが、いまだにドラッグテストを導入していない。だから私のアップはステイである。有効である。

 もっとも覚醒剤と言ってもいろいろある。ヤクザが清原選手に売りつけたような粗悪品ではなかろう。考えられる入手先は旧共産圏の盟主でありいまだにドラッグ問題でオリンピックに出場を停止されているロシア経由である。モンゴルはロシアの植民地だった。また、漢方薬も考えられる。チベットやモンゴルはラマ教の世界でかれらの秘伝のレシペがあるのであろう。朝青龍は頻繁にモンゴルに帰国していた。おそらくその期間に切れかかったドラッグを注入していたのだろう。白鵬もそうではないか。発汗作用の強いドラッグ以外にはあの異常発汗は説明がつかない。激しい運動を取り組みの前にしていれば発汗はふえるだろうが、それでは本番の前に体力を使い果たしてしまう。唐辛子をどんぶりで何倍も飲めば発汗するだろうが、これも体力を損なうからありえない。

 もう一つ覚醒剤使用の証拠は「だめ押し」である。あれはドラッグの副作用で興奮状態がコントロール出来なくなったと考えれば分かる。朝青龍が引退後精神状態が不安定でおかしくなったがドラッグの副作用だろう。最近の白鵬の異常言動も善悪やTPOの判断がつかなくなるドラッグの副作用と考えられる。

 ところで諸君は反問するかね。最近の白鸚は汗をかかないじゃないかって。おそらくドラックの長期作用の悪影響や世間への発覚をおそれて服用を中止したかも知れない。そのかわりに新しい方法を考えた。それが痛んでいない方の肘にサポーターを二重に巻き付けて、その上その中に金属片を仕込んでひじ打で相手のぶちあげて相手をひるませる(注)、或は張り手で相手のぶちかましの威力を削減する。横綱の品格なにするものぞ、と繰り出すエルボーと張り手がドラッグの代わりをするのである。そんなにまでして記録を伸ばしたいのかね。そのうえ、今日の夕刊フジによればモンゴル勢を使って八百長までやっているという。ここまでやらしていいのか。それでファンが喜ぶなら良いのか。

 注)推測である。取組前に行司がサポーターの中を調べるべきである。ボクシングやレスリングでは当然のことになっている。行司がこの責務を怠っているかぎり上記の推測は有効である。あるいはサポーターをする力士は医師の診断書を提出すべきである。

 

 

 


白鵬日馬富士事件は「品格」で論ずべきではない

2017-12-03 09:46:06 | 大相撲

 今朝のフジテレビ討論案組、二番目当たりのテーマだったのかな、表記の話があった。これは私が報道を視聴している訳ではないが、伊吹衆議院議長(?)が白鵬は思い上がっていると言ったのがどうのこうの、と言っていた。普通の人が聞けば当然すんなり入る話だと思うが、目くじらを立てる婆さんほか一人が居たのには驚いた。下膨れなんとか子というもとNHKのアナウンサーとか言うのと、井上とかいう(名前は正確に覚えていない)作家が伊吹さんの発言に噛みついている。やれやれだ。

  横綱の品格という基準を持ち出して議論しているが、これは司会者の未熟さもあるが、日馬富士の暴行や白鵬のルール無視や常識はずれの言動は横綱の品格以前の問題である。常識で論ずべきで、品格等とわけのわからないキラキラ語を持ち出すべきではない。『横綱の品格』というのは世によくある「お飾り語」で横綱の品格とはなんぞや、とかそれで行動の審査基準にしても意味がない。非生産的な議論である。

  相撲を長年見ている(正確には見せられている)視聴者の感覚からすれば白鵬の言動は非常な違和感があり非難されるべきは議論の余地がない。

 モンゴル人に対する差別だと言っていたのには呆れた。モンゴル人以外にも沢山外国人がいるが同種の眉をひそめさせる言動は皆無である。かって小錦、曙の両横綱が君臨していたが白鵬のごとき「おもいあがった」言動を聞いたことがない。

小錦が協会に注意されたことがあるが、それはオフの日にアロハを来て外出したという類いのことだった。今回の白鵬のケースとはまったく違う。

  横綱の品格等関係ない。人間としての品格がないのである。もともと横綱の品格は一般人以下でよいというのだろうか。これまでにも述べて来たが一般人にも劣る行動をまとめておこう。

1:故郷の後輩に指導する資格は白鵬にはない。同部屋の力士たとえば石浦に説教するならあるかもしれない。しかし

2:指導を酒席で行うことは有り得ない。素面でしかるべき場所、稽古場とか宿舎でならあるだろう。酒席で「説教」と称して若年者をいびるのは不良少年グループにも劣る。

3:まして当日の様子を聞くと、一次会の途中から突然押し掛けて来て二次会でもくどくどいったらしい。つまり計画的で悪質である。

4:勿論暴力はいけない。素面の席でも暴力は論外である。暴力しか手段がないなら、白鵬には後輩を指導する資格は最初からない。