加計学園は昨日(26日)、今治市の獣医学部開設について、安倍晋三首相が2015年2月に学園の加計孝太郎理事長と面会したとする県の新文書の記載について、面会は「実際にはなかった」とし、県と市に誤った情報を伝えていたとのコメントを発表した。
根拠もなく一方的に報道にファックスを流すくらいなら、国会の証人喚問に応じるべきだと思うが、せめて記者会見でもやって、教育者の矜持を見せて欲しいものである。
首相は国会で加計氏との面会を否定したが、具体的な根拠は示していない。首相が出席する28日の衆参予算委員会の集中審議は加計、森友学園問題が議題になるだろうが、今回も何とも情けない野党の追及を逃れても、そのうちまた新たな事実が出てくるに決まっている。だって、安倍晋三と昭惠と取り巻き官僚と、加計学園は嘘をついているからである。
しかし愛媛県は加計学園側の主張を疑問視、知事は正直に話せば良いとのべ、野党は一斉に、加計の発言は首相をかばう不自然な弁明と批判している。又、愛媛県と会った記憶はないと言いながら、首相に報告しなかったことは鮮明にに覚えている不自然さを突いている。
微罪で長期拘留されていた籠池夫婦が、10ヶ月以上たって釈放された。少々髪の毛が薄くなった気もするが、意気軒昂である。安倍昭惠に対しては、正直に言って欲しいと述べている。官僚が廃棄したという価格交渉文書が4000ページも出てきている。ゴミがある用の業者に報告させた事実も解っている。何よりも、あば昭惠が出向職員を使って圧力をかけていたこともすっかりわかってしまっている。