「我々は皆彼を愛している、だがイチローを解雇すべき時が来た」(We all love him, but it’s time for the Mariners to release Ichiro - April 20, 2018 )と、シアトルタイムズが報じていた。ラリー・ストーン氏は、残念であるがイチローは2割か打てない外野手である。5人もいらないとしたうえで、もう十分である。その時がきたと評論している。44歳にこれから先を期待するのは無理と断じている。
イチローは試合に出ないがユニホームは脱がない。そして球団から、「特別アドバイザー」という肩書をもらって、50歳までやると言う言葉を、自ら否定はせず球団が配慮したのである。
それにしても、どこも日本の報道は『引退勧告』と報じない。イチローはアメリカに日本を持ち込んだ。イチローが最多安打を打ったころは最高であった。国民栄誉賞を断ったことも含め、彼の活躍を高く評価したい。その上で、イチローは勧告を受けて引退したと正確に報道するべきなのである。誰が見てもこれは引退である。今回の報道に違和感を覚える。