そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「桜を見る会」前夜祭はホテル主催の安倍晋三はゲストという矛盾

2019-11-19 | 安倍晋三

前回本ブログで、安倍晋三は桜を見る会の疑惑は乗り切る。めでつぃめでたしだと書いた。数多い疑惑があっても、公文書の破棄など安倍はこれまで取り巻きに擁護され、乗り切ってきた実績がある。
これで一件落着は、私の本意のなどではない。最も法に触れると思われるのが、安倍晋三後援会の前夜祭である。5000円の会費はいかにも安価であるが、それこそホテルオータニが大サービスしたと、言い切れば乗り切るのでないかと思ったが、どうやらそれも大きな矛盾を孕んでいるようである。
最低価格が1万1千円とするパーティを5000円でやれば、目に見えて質素なパーティになるはずであるが現実はそうはなっていない。その差額を、オータニ側がかぶれば、いずれ見返りを求め、それは供応になる。安倍晋三側が補填すれば政治資金規正法に違反する。
立食の会場は予約を取っていない。なのにオータニ側は領収書を切っている。ホテル名義で切られた領収書を配っていたのは、安倍の後援会職員である。
つまり形として、ホテル側が開催するパーティになっているなら、安倍夫婦と事務所職員も5000円支払い領収書を受け取っているはずである。ところが安倍事務所には一切金の出入りはないと安倍は釈明している。安倍夫婦と事務所職員は無銭飲食をしたことになる。来賓も含めて金を払った形跡はないとされ、無銭飲食で告発されることになる。
ホテルオータニはパーティは予約は前払い制になっている。仮に5000円の会費が正当な価格とすれば800人で、400万円になる。これを前払いしなければ予約の受付がなされない。実質価格1000万円になろうが、これを誰かが払っていたはずである。
それとも安倍晋三に忖度して、当日払いしたのであれば、ホテル側はどこかで見返りを求めることになる。これは供応になる。企業が損失を求めることなどありえないからである。
そもそも、安倍晋三主催の前夜祭である。ホテル側が開催するはずがなく、安倍の主催でしか意味がない。ホテルは場所の提供だけである。参加者がホテルの接待を受けたなどと思う後援会会員などいるはずない。
安倍晋三は、森友加計学園で虚言で説明言い逃れをし、公文書を隠匿、破棄することで乗り切ってきた。こんなことで政権を運営してきた人物が明日で憲政史上最長となる。日本の恥である。
コメント (1)
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