桜を見る会の嘘発言が次々とあからさまになり始めると、安倍晋三はメディアのトップを集めお食事会をなされました。NHKは公共放送と自認するが、安倍晋三を褒めちぎる女性解説者を自由に好き勝手に喋らせている。最長記録更新の時など、いかに外交で成功しているかとか事実に反することをとうとうと述べている。将軍様を褒めちぎる北朝鮮と何ら変わることがない。
安倍晋三がこれほど長く居座っていられるのは、こうしたメディアの支配とそれに従順な報道側の姿勢にある。自民党内の服従精神と、官僚の人事権を握ったことによる忖度忖度のオンパレードが、日本の政治を腐敗させている。安倍のお友達ごっこ政治に反省を与えることもできない。明らかな違法行為であって、証憑文書を廃棄してしまえば、一件落着である。そうして安倍晋三は、森友加計学園問題を乗り切ってきた。
国会は若輩者の野党がうろうろするばかりで、核心の追求すらできていない。野党に追求の場すら奪ってしまう。国会は与党の暴走機能しか持たない。裁判所も検察も怖気づいたままである。栄転を望む彼らは起訴すらできない。安倍に不都合な公文書は隠ぺいする、破棄する、改ざんする、ようやく出てきても黒塗りのままである。一体このような不正義が国権の場で平然と行われることを、咎めるシステムが存在しない異常をどうして許してきたのだ。
政府の恒例の公式行事の基本データを廃棄したと嘘をつき、データーは復元できないと更に嘘をつく。嘘に嘘を重ねるのは安倍晋三の公職選挙法違反を覆いつくすための嘘だからである。これからも菅官坊長官は嘘をつかなければならない。
そもそも安倍晋三と安倍昭恵は、正常に司法が機能していればとっくに収監されている身である。加計孝太郎も同じである。彼らは権力の座を誰かに譲る事すらできなくなっている。譲れば自分たちの犯罪を擁護する取り巻きが去るからである。安倍晋三は権力のだから離れることができないのである。かつて社会主義国家の指導者が、死亡するまでしがみついていなければならなくなる構図と変わりない。
安倍晋三は、憲法を蹂躙し戦争法案を強行採決し、武器を防衛装備品と言い換え軍事予算を拡大し、日本経済をボロボロにして格差社会を拡大し、外交では金をばら撒いたばかりで何の成果もあげられず、お友達をいっぱい優遇してきたのだからもう十分だろう。あんた時すでに遅しであるが、退陣しなさい。