そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

近隣諸国の挑発施設が作られる

2019-11-30 | 集団的自衛権

政府は、米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先として鹿児島県西之表市の無人島の馬毛島を購入する方向で、地権者と大筋で合意した。所有者は600億円吹っ掛けていたが、当初46億円の評価を受けていて、防衛省は2019年度予算で環境調査費として約6億円を計上していたが、国は約160億円で合意したとのことである。
上の写真のように、平坦で艦載機などを受け入れるのに最適であるし、大きさも場所もアメリカにしてみればこれ以上のものはないと思われる。
菅義偉官房長官は「南西地域の防衛体制充実のため自衛隊施設を整備し、空母艦載機の訓練候補地として検討を進めている」と説明しているが、鹿児島から沖縄南端までの南西諸島は、ミサイル基地などすでに要塞化している感がある。
安全保障あるいは国防という言葉が使われるが、これでは戦前回帰の侵略国家と化し、近隣諸国にとっては脅威映る事であろう。そもそも、超債権国家の日本にはこんなことをする財政的余裕などありはしない。
財政的余裕がないのにやるなら、そのしわ寄せが必ず起きる。犠牲になるのは、政策的支援を受けなければならない人たちである。安倍政治では防衛予算が何よりも優先されている。不良輸送機や戦闘機を際限なく購入する。価格は示されたままで前金払い。メインテナンスもアメリカ軍事産業にお任せ。多分全く機能することがない、イージスアショアはすでに発注されたと伝えられている。
この馬毛島を大々的に使うのであれば、辺野古基地は不要になる。沖縄の基地すら半減さすこともできる。軍事産業はそれを許さない。安倍はそれを利用する。
平和国家日本にこんな軍事施設など必要ないものである。
コメント (4)
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