安倍晋三の政権の私物化横暴さの象徴が春に行われている、「桜を見る会」である。主催が安倍晋三である。名目上は「各界に功績・功労のあった方々」を首相と夫人が、お招きするそうである。国費でそれをまかなっている。参集者は山口の安倍自事務所が会員を募り名簿を報告する。観光バスで来るのであるが、旅費交通費宿泊代は無料である。会費なしで、飲み食いのし放題で、お土産まであるそうな。実質公職選挙法違反であるが、国費であるから公金横領である。メロンや香典で大臣辞任に追い込まれたれたことなど可愛いものである。
参加者名簿の提出の要請に、名簿一覧は廃棄したとのことである。証拠隠滅であるが、法に抵触する行為との意識があるからに他ならない。
この会は、これまで百田尚樹やケント・ギルバートや上念司など、名だたる右翼が招かれている。なにが功績だ。功労だ。身内のご招待である。
何より驚かされるのは、予算額が17,666万円といっていなのに、どんどん費用が増えていると指摘され、それじゃーと、来年度予算は、一気に実費をあげている。上図は赤旗から失敬したものであるが、見るに堪えない表である。この国は予算額とその執行にこれほどルーズな国に低下したのである。安倍晋三への忖度が、このルーズな予算オーバーを閣内外で容認してきたのである。
この国は緊縮予算を選択しなければならない状況にある。消費増税の理由の一つに、財政再建を掲げる資格など安倍にはない。