そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

今度は「マンボウ?」なんだか迂闊で粗忽な大阪吉村知事

2021-04-01 | 新型コロナウイルス

大阪の吉村知事が何とも軽すぎる。首都圏に限定されていた緊急事態宣言を関西圏にもと、京都兵庫を連れ添って、国に強く要請した吉村大阪知事である。その効果か感染者の減少が始まると、まだ早いという声を聞き入れずへ解除の要請をした。ところが先週辺りから大阪の新規感染者がうなぎのぼりである。吉村知事は今度は緊急事態宣言を国に要請した。イソジンとか飲食店悪者説やカッパなどと全く勇み足の多い粗忽者である。
国は今度は、「蔓延防止等重点措置」と言う2月にに閣議決定していた法を持ち出した。通称マンボウである。初耳であるが緊急事態宣言とどう違うのか良く判らないが、大阪兵庫に宮城を加えて、マンボウの対象にした。
期間は今月5日から1カ月間で、飲食店などに対し午後8時までの時短営業を要請する。応じない店に知事は「命令」を出すことができ、命令にも応じなければ20万円以下の過料を科すことが可能となる。カレーライスとライスカレーの違い程度であるが、なぜ別名称の措置にしたのかは、緊急事態宣言を嫌ったためである。何のためか?オリンピック・パラリンピック開催のためである。姑息な手段はPCR検査の抑え込みまでする東京の数字さえ上回って、今日大阪は616名と過去最高に近い感染者を出している。しかも解除後からの勾配は異常に急である。それでも、聖火ランナーは休止するようではある。止めるならば評価はしたいと思う。大阪は第四波まっしぐらである。
マスコミは何故か触れようとしないのがワクチンである。ワクチン獲得が困難になることは十分予測はできたはずである。正常でまともな為政者ならではあるが、それができなかったのは日本の権力者が無能であるからである。バカ丸出しの安倍晋三は、「日本は世界に先んじて新型コロナを抑え込んだ。このことは日本モデルとして世界の発信しよう。」と言っていたことをしっかり記憶している。それは詐病を装って辞任する要因になっているはずである。
ワクチンは2月から始まって、聖火ランナーが走るころには終わってオリンピック・パラリンピック開催に向けるはずだった。その計画が狂った以上は、このことも含めて出鱈目で開催することしか考えていない、政治の硬直である。
コメント (1)
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