Newsweek Netは次のように報じている。
<自民党が野党に対するデマを広める目的で、この匿名ツイッターアカウントを利用していたとすれば、河合克行元法相が対立候補を貶める架空ブログを業者に書かせていたことに匹敵する事件だ>
つまり、自民党は選挙に勝つためにネットの匿名性を最大限活用し、沖縄知事選や河井案里の対立候補の溝手氏、あるいは森友問題で自死した赤木夫人をえぐる中傷をネットの流しているのが、Dappiと名乗る個人のTwitter書き込みがあった。
赤木夫人への中傷は、「赤木氏が自殺した前日に、立憲主党の小西博之らが執拗に長時間質問をしたからだ」と、明らかな偽情報をTwitter上に書き込み流した。これは小西氏の調査で明らかになっている。
又この個人を装ったDappiは、調査によって法人であることも判明している。そして書き込みは、午前9時から11時に集中していることお判明している。つまりお仕事として、Dappiは書き込みをしているのである。Dppaiはフォロアーが16万と極めて大きなサイトである。この会社はは小渕優子の資金管理団体や、自民党東京都参議院比例区第18支部のホームページ制作などに係わっているし、。自民党東京都支部連合会との関わりも明らかになっている。
野党攻撃が激しいので、この法人は自民党との関係が深いのは、こうした事実から推測できる。更に河井案里の参議院選挙では、対立候補の宏池会で安倍批判をしていた、溝手氏のイメージダウンにもかかわっていたことも判明している。
ようするに、自民党でも安倍晋三寄りの立場にいることも解っている。選挙を直後に控えてこうした悪質というより、反民主主義行為を政権与党が身を隠し匿名行動するのは恥ずかしい限りである。